淫獣聖戦XX 姉妹奈落篇
軟化する触手に捕らわれる姉妹 A
「淫敵退散!・・・・・・(姉妹)」 かけがえのない祖母を亡くし憎悪に満ちた姉妹が 時空渦巻く空から舞台前方の塀の上に舞い降りる |
「天神招来!(亜衣) 御加護有らん事を!(麻衣)」 亜衣が天具の弓に鏑矢をつがえて狙いを定める 弦をミシミシと絞めあげ、亜衣と麻衣が念を込める 鏑矢が、時平こと鬼夜叉童子の額へと放たれた! |
「来たなっ!!(時平)」 姉妹が来るのを予期していた時平は、飛来する鏑矢を着物の袖で無情に受け流した 「どこだ!姿を現せ、亜衣!麻衣!(カーマ)」 淫魔大王の巨根から飛び降りるスートラと姉妹の気配を探るカーマが舞台の前に躍り出ると、 正面の頂きに、堂々と天具を構える羽衣姉妹の姿が見えた |
「世に淫らなす、邪淫の鬼どもよ!(亜衣)」 「天神子守衆宗家嫡流、われら姉妹が天神の罰を与えん!(麻衣)」 「祖母幻舟の仇ーっ!!(亜衣) お覚悟ーっ!!(麻衣)」 羽衣軍神の姿をした亜衣と麻衣が颯爽と現れ、闇に姉妹の張りあがる声が響き渡る! |
「笑止っ!!(カーマ)」 「うぬら姉妹も、祖母の元へ送ってくれるわっ!!(スートラ)」 姉妹の下へ猛然とカーマとスートラが飛び出す |
羽衣を翻し飛翔した亜衣と麻衣が、 ついに、鬼獣淫界最強の刺客であるカーマ&スートラと真っ向から激突する! |
「たあー!(亜衣)、ふんっ(カーマ)、はっ!(亜衣)」 接近戦を挑む亜衣の攻撃をかわしたカーマは、 反撃を警戒し飛び上がる亜衣を見て、すかさず 下に回り込み、短いスカート中を卑猥に覗き込んで 尻の形が丸見えの下着を堪能する |
「とあああぁーっ!!」 手首に巻き付いたカーマの鞭を斬り捨てた亜衣が 弓の端にある刃を突き立て、頭上から斬りかかる |
「えいっ、たあっ、はあっ!」 怒涛のようにスートラを攻め込む麻衣が 薙刀を振り下ろす |
「はっ・・・はぁ・・・(姉妹)」 互いに一歩も引かない攻防が続き、 麻衣と亜衣が呼吸を確かめ見合わせる |
「あはああっ、はあああーっ!!(姉妹)」 姉妹が飛び上がろうとした瞬間、襲いかかる 波動に姉妹の身体は吹き飛ばされてしまう |
「ボオオオオッ・・・ドゥオンッ!」 気負い過ぎ、周りが見えていなかった姉妹が 不用意に屋根の頂へ着地しようとした、その時! カーマから再び放たれた青白い波動が 屋根瓦に注がれ、仕掛けておいた罠が発動する |
「うあぁっ!」 無意識に着地した麻衣は ドロドロした屋根瓦の中に足首まで埋もれしまった |
「はっ!・・・」 着地と同時に粘液状に溶けた瓦に足を取られ バランスを失う亜衣は、 何が起きたのかわからず、唖然とする |
「はああっ!」 スートラが錫杖の先にある鈴を鳴らすと、 変色した瓦の中から無数の触手が飛び出す |
「あっ!」 体勢を立て直そうと手を伸ばした亜衣の手首が 鞭のように伸びて来る触手に捕らえられる |
「んぅぅ・・・・んああっ!・・・」 腕を取られた亜衣の不意を付くように 続く触手が首に巻き付き、 前のめりになる亜衣を強引に起し上げる |
「んううっ!」 噴き出してくる触手が太股を巻き込み、 膝を閉じようとする亜衣の股は徐々に開いていった |
「あはあぁっ・・・」 足が埋まり身動きがとれない麻衣の二の腕に 二本の触手が巻き付く |
「おねえーちゃーんっ!!」 ゼリー状の屋根瓦から、次々に噴出する触手が 麻衣の全身に絡み付き、宙吊りに持ち上げられた 麻衣は思わず姉を呼んだ |
「ああっ!・・・」 触手に腕を引き寄せられる麻衣が体勢を崩す |