淫獣聖戦XX 鬼畜都市篇
淫ら魔方陣に嵌まる姉妹 B
「シュウゥゥゥ・・・・・」 幻の裸体の術にかかる麻衣の着衣が透けて 隠されていた裸体の柔肌が露になってゆく |
「あ、あはっ!!・・・ぁぁ・・・・」 亜衣の着衣がシースルーのように透き通り、 衣の下の美乳からツンと突き出る乳首が 淫らに興奮して勃っているのを晒されてしまい、 さすがの亜衣も動揺を隠せずにいた |
「あはっ!!・・・おねえちゃんっ・・・」 羽衣の着衣が消え、全裸になっていたことに 気付いた麻衣は驚きの声をあげた |
「惑わされるでないっ!敵も焦っておるゆえの惑乱の術ぞ・・・ わしを見よ・・・心頭滅却すればこそ、敵の術中には嵌まらぬ!!(幻舟)」 幻の裸体の術から一人免れる幻舟が、姉妹と早苗に喝を入れる! 美男美女の織り成す幻影に、惑わされる亜衣と麻衣は、 身構える体勢を必死に整え、力が抜けそうになる清らかな裸身を震わせていた |
「ふ、ふふっ・・・うぅ・・・はあっ・・・」 幻舟に喝を入れられたばかりの早苗が、 股間から愛液を垂れ流し、激しく動揺する |
「ふううぅ・・・もう・・だめぇ!・・・きえええーーっ!!」 羞恥に耐えきれず身を竦める早苗が 狂乱して薙刀を振りかざし、早まって幻影に突進する |
「早苗さんっ!!」 早苗の叫び声に、亜衣と麻衣が振り向く |
「危ないっ!!!(姉妹) 亜衣!麻衣!(幻舟)」 幻舟の制止を振り切り、全裸の姉妹は駆け出す! |
「ぎゃあああーーーあああぁぁ・・・・(早苗)」 悲鳴をあげる早苗は白衣から血を噴き出し、 姿の無いカーマとスートラの実体に斬り殺された |
「よくもっ!(亜衣) よくもよくもーっ!(麻衣)」 怒りの形相に変わった姉妹が、闇雲に 辺りのカーマとスートラに斬りかかる! |
「キーンッ!・・・・はぁっ!?」 姉妹の聖具は虚しく空を切り、裸体を泳がせる亜衣を 背後から羽交い締めにしようとするカーマが忍び寄り スートラが麻衣の股間に淫具を突き入れようとする |
「退けっ、退くのじゃーっ!(幻舟) あっ!(姉妹)」 姉妹の元へ飛んで来る幻舟の声に、 亜衣と麻衣は咄嗟に地を蹴りあげ、飛び上がった |
「ああああっ・・・おばあちゃんっ!!」 姉妹と入れ替り着地した幻舟を、見えない敵が ズタズタに斬り刻み、鮮血がほとばしる! 一瞬の出来事に、天津姉妹が唖然とした |
「来るでないっ!・・・・・そこかあーっ!!(幻舟)」 幻舟は駆け寄ろうとする姉妹に制止させ、よろける体を持ちこたえながら梅の枝を抜き放つ! 「むうっ!(カーマ)、あうっ!(スートラ) 」 淫ら陣の幻影が消え去り、梅の枝が喉に刺さるカーマと太股に刺さり転倒したスートラが現れる 「おのれ、クソババァッ!(カーマ)」 梅の枝を引き抜くカーマが叫びあがった |
「シュウゥゥゥ・・・・・」 淫ら陣が崩れ、幻の裸体の術が解けた 姉妹の身体に羽衣の軍装が戻ってゆく |
「おばあちゃん!(亜衣)、しっかり!(麻衣)」 「ぐうぅ・・・ゆ、行け・・・・わしに構うな・・・(幻舟)」 「ひとまずお婆ちゃんを(亜衣) ええっ(麻衣)」 亜衣と麻衣が顔を見合わせ、幻舟を支えて走り出す |
「邪鬼どもっ!逃がすな、追えーっ!!(カーマ)」 怒りのカーマが身を潜めている邪鬼に指示する 「キィーッケッケッケケケ・・・・」 飛び跳ねる邪鬼が姉妹達の後を追うと、 天津姉妹は幻舟の両脇を必死に支えながら、羽衣の翻して空に飛翔した! 追っ手の邪鬼が姉妹達を見上げ、カーマとスートラは互いの傷口を癒すように舐め合っていた |
路上の人々が淫らに酔い痴れる 鬼畜都市と化したビル街を、 虫の息の老婆を抱えた羽衣の乙女が飛んで行く |
「おねえちゃん・・・(麻衣) 淫らの気が時空を破って、 人々まで淫らへ引き込んでしまったんだ・・・(亜衣)」 「あれは羅城門・・・天神の社に行くのじゃ(幻舟)」 目を覆いたくなる眼下の光景に絶望する姉妹は 幻舟の言葉に希望が宿り、天神の社へと急いだ |