《21話 鬼獣淫界に捕われた天津姉妹》 鬼獣淫界が復活。宏樹の事は既に周知で淫界への拉致に動く鬼夜叉童子達。 金で雇われた男が境内に忍び込んで、甘言を弄し外へ呼び出そうとする。 落ち込んでむしゃくしゃしてた宏樹は誘い出されてしまう。 そこではクラスメートと母親が囚われていて、脅迫され淫界へ同行を承諾。連行される。 (作者さん萌えないシーンちょっと省略しました。) 初めて来た異界で戸惑うが、不思議と嫌悪感が沸かない。何処か懐かしい感慨と獣達。 亜衣・麻衣達と敵対していなかったらつい和んでしまいそうな感情が湧き、自分で自分に驚く。 そうして場違いな昇殿に連行され、人質達と離されて拘束されてから男が現れる。 バタ臭い化粧で甲高い風変わりな喋りの男・・・話に聞いていたこいつが藤原時平・・・ ◇ ◇ ◇ 「何ですって?宏樹が?」 連れ去られた宏樹を追った木偶の坊が姉妹に事情を話す。 「も、申し訳ござらぬ。某が至らぬばかりに」 「麻衣、すぐに追いかけるよ。準備して」 「う、うん・・・・・・でも・・・」 「・・・何?」 「今の私達で・・・大丈夫かな?」 「・・・・・・・・・・・・・」 毎日毎夜宏樹と淫行に及んでいた姉妹、もう羽衣を身につけても以前の様な神通力を発揮できるかどうか。 祖母とも相談して、宝物庫から神器の弓と薙刀を出し追いかける姉妹と木偶の坊。 が、しっかり罠がはられ木偶の坊は途中で道を開く為退場、姉妹も宏樹に化けた邪鬼が人質として現れて鞭打たれ 悲鳴を上げるにの耐え切れず武器を手放し、捕われてしまう・・・・・・・・ (すいません。というか萌えない経過部分は容赦なく省略しまくりました。) ◇ ◇ ◇ 一方、囚われた宏樹は昇殿内にて足鎖を付けられて藤原時平(鬼夜叉童子)と対峙していた。 「・・・−と云う様なすばらしい世界を作る為 貴方様に淫魔大王となりこの世界を導いて頂きたいのです」 僕は時平の話を聞き流しながら対応策を考える。 (何とか人質の皆を助ける方法を考えないと・・・騙された振りをするか?いや僕に何かしようとしてるんだから 不用意に何でも了承してしまい洗脳みたいな事されると危ないし・・・) 廻りを見渡すが近くにはこの時平と邪鬼が数人。耳を澄ますと遠くで女性の喘ぎ声と淫鬼達の気配を感じる。 人質に捕われている皆が犯されてる・・・・・ ぎりぎりと歯をくいしばりながら打開策を考える。 (こいつ・・・絶対許さねぇ) 今の僕は体力なら化け物だ。あの邪鬼達なら間単に蹴散らせるだろう・・・確かにこの時平は強そうだけど・・・ いや、勝てるだろうけどまず人質の安全を確保が先だ。また盾に取られたらそこで終りだ。 身近な人質2人助ける間に他の8人を殺害する事は出来るんだこいつらは。 落ち着け、落ち着け。まず落ち着いて考えるんだ。何か方法があるはずだ。 一方的に話を聞かされたまま主導権を取られて何かされるのも怖い。少し言い返して揺さぶろうか? 「・・・・哀れだな?時平」 「・・・・何と申されました?」 「哀れだよお前。人として大事な事を見失って、こんな世界に堕ちた挙句、目先の欲望で他人の足引っ張ろうなんて」 「どんな小理屈言われようが、僕は女の人を乱暴する世界なんてのは許さないし認めない」 亜衣と麻衣の顔が一瞬脳裏に浮かぶ。 「俺にとって女は可愛いく、守るもので、同時に支えとなって助けてくれるものだ」 「哀れな奴だ。政変に負けて、目先の欲望に流され、人として大事な事を忘れ、落ちぶれた挙句 同じ様な醜い連中相手に、猿山立ち上げてまで他人をも巻き込もうとしてる。哀れで迷惑な男だな」 「・・・・・っ!・・・我々は人々をあるべき姿に戻そうと」 「あ?何を今更表面飾ってるんだよ。あんたは自分が落ちぶれた腹いせに、他の皆も巻き込もうってしてるだけだよ。 自分が落ちぶれただけじゃなくって、皆も落ちぶれさせて自分だけじゃない、自分が悪いんじゃないって 悦に浸りたいんだろ」 「初めて女に好きと通じ合った時の幸福感。結ばれた時の達成感。子供が生まれたときの感激。 子供が自分のことを呼んだ時の喜び。大事な人が死んでいく悲しみ。別れる時の苦痛。皆、みんな人として大事な事だ!」 「てめえは政変に負けて自暴自棄になった挙句、人としても落ちぶれて でも自分が落ちぶれたと認めたくないからって皆を巻き込もうとしてるだけじゃねえか!」 「何が進化したすばらしい者達だ。新しい世界だ。あの邪鬼を見ろよ。どこに知性が残ってんだ。 人間の時に比べ思い切り馬鹿になってるじゃねえか!」 「最初天津の宗家にあんたの事聞いた時、どう思ったか聞きたいか?・・・・笑ったよ。アホがいるってね。 歴史上の有名な男が実はちょっとした失敗で何もかも逃げ出してたマヌケだった! しかも落ちぶれて、でも負けを認めたくないから廻りの人も貶めて自分は正しい。偉いんだって悦に浸ろうとしてやがるって!」 「なっ・・・・にを・・・・そのっ」 平静を装いきれず、ぶちぶちと時平の皮膚が裂け内から黒い肉塊が沸き上がり変化していく。 「おお?何だその姿は?これが今のお前か?醜いな!腐った根性が顔どころか全身に出てるじゃねぇか!」 「俺はあんたを認めない。この世界の存在を認めない!負け犬達が自分達を称える為に他人を貶めるなんて認めない! とっとと自分達の惨めな失敗を自覚して最低の人間からやり直しやがれってんだ。この糞弱虫どもが!」 「ででで、では強制的にでも転変して頂く!」 (ちっ。アホは僕か?) ちょっと挑発するだけのつもりが抑えきれずに罵倒してしまった。まずい。 速攻で鎖を引き千切ってこいつをかく乱して人質を取り返して確保しなきゃ。それから脱出だ。 思い切り力を篭めて鎖を引き千切ろうとする。多少肉が削げようが仕方ない。 びいいいん!! 「があああっ!?」 飛び出そうとしたら、鎖から何か電気みたいなのが全身に走って苦痛でのたうち回る。 痙攣する僕を獣のような体躯に変化しながら時平が否、鬼夜叉童子があざ笑う。 「呪をかけております故、宏樹様が人間である限りその鎖は外れませぬぞ」 (!?) ぼうっ・・・・・・ (何だ?これ・・・魔方陣?) 床がどす黒く光り、模様が現れると同時に僕の鼓動が早くなり、身体の奥から何かどろどろした塊が痛みと共に沸いてくる。 「ぐううっ?いいい痛たたたっ・・・ああっ!?」 「出来れば自覚を持って天変して頂きたかったのですが・・・仕方ありませぬな」 ああああっ頭がっ! いいいいいっ痛い痛い痛いっ 何か、何かが、頭から飛び出ようとしている。触ると熱く、硬いものが鼓動しながらめりめりと頭皮を突き破って現れて来る。 んな、何だこれ?角?角が生えてきてるぞっ!? 「転変した折には盛大なる宴を用意しております。 先程捕えました天津姉妹を生贄に、我ら全員で犯し尽くし現世への覇道の先祝いとしましょうぞ!」 「なっ!?二人を!?」 「ええ、既に捕らえて生贄の準備をしておりますぞ。大王様の転変の為、私が立ち会えないのが非常に残念ですがな」 「!!!!!?」 しまった!忘れてた。そうだよ二人が僕が捕われた事を知ったら助けに来るに決まってた! 天兵の衣は神聖なる乙女の衣装として神通力を発揮されるはずた。 でも僕と散々抱き合った今の彼女達は戦っても力が落ちてるはずだ。 作戦練って布陣敷いて・・・駄目だあの二人なら待ちきれず絶対跳んでくるよ。やばい! って違うよ!もう捕まってるって?生贄の準備だって!?や、やばい!助けなきゃ。 ずくん!ずきんっ! 「うああっ!」 額から全身に痺れが走り意識が飛ぶ。過ぎた時間は数瞬か数分か?気付くと脚が大きく肥大して紅黒い巨体になってる。 (何これ?僕の身体が?やばい。転変?これが?だ、駄目だ。意識が飛ぶっ!) 「捕らえるには多少てこずったようですが、宏樹殿に化けた者で交渉したところ、あっさりと下ったそうですな。ほほほっ。」 そう云って・・・懐から出した衣の切れ端は紛れも無く天津姉妹の天兵の衣の一部! 「ぉあ!・・・あ、ああっああああああっ!」 ずくん! 「ぐああっ!!」 「今頃は邪鬼達に体中の穴を犯され尽くし、泣きながら我らに抵抗した事を詫びていている事でしょう。 立ち会えなかったのが本当に残念ですな。ぬはっはははは!」 「!!!!!・・・・・・てめえっ!!・・・」 ずくん!! 「がああああああっ!!」 「ふはははっ!心配なさらずとも降臨の祝賀の際には、亜衣と麻衣を最上級の生贄として御膳に並べて差し上げましょうぞ。 ひと突きしただけでイキまくり我らの巨根をせがみ、尻を振りたてる雌としたてあげましてな! 最後は彼奴等の女陰から咽までを一気に貫き犯して、人間界への覇道の一歩としましょうぞ!!」 「っ!!!!!」 ずくん!!! 激痛と焦りと混乱の中で意識が一瞬一つに纏まる。 「ふっ・・・ ふ ざ け る な っ 怒りで頭が真っ赤になった。肉体の苦痛も焦りも忘れ 頭の奥で何かがぶつりっ と切れ、身体が弾けた。 ◇ ◇ ◇ 一方、捕われた天津姉妹は羽衣を引き裂かれ半裸になり、後ろ手に縛られたまま鬼面法師と数百の淫鬼達に囲まれていた。 人質として盾に取られた宏樹の姿が崩れ、邪鬼に戻ったのを見て激怒し焦る姉妹。 「ひ、卑怯者っ!」「ヒロちゃんは?本当のヒロちゃんは何処なの?」 「ふふふ。今、淫ら聖殿にて鬼夜叉童子様が淫魔大王天変の儀を執り行なっておるわ」 「「!!!?」」 「ぬしらはここで我らの今迄の怨みを受け、犯し尽くされから 淫魔大王様の人間界への出陣祝いとして生贄に捧げられるのだ」 「なっ・・・・・」 (こんなところで捕まってる場合じゃない。早く宏樹を助けに行かないとっ) しかし後ろ手に厳重に縛られた縄は容易に解けない。 「前回は貴様等の邪魔な護符に気を取られてついに犯せなんだ。 そして口を封じるのを忘れた為に天変した淫魔大王様が 貴様等の声に正気を失われてしまいあのような悲劇を起こしてしまった。 今回は邪魔は出来ぬぞ。鬼夜叉童子様が天変の儀をここから離れた淫魔殿にてとり行っておるからな。 貴様等はここで存分に犯し尽くされ、我らの溜飲を下げてから祝儀の儀に生贄として引き出されるのだ。 そこで淫魔大王様と鬼夜叉童子様に再度犯された末に嬲り殺されるのだ! くふふ・・・はっはははっ!なんと心躍る事かよ。あれを持てい!」 邪鬼達が6m近くもありそうな巨大な肉塊を引きずってくる。 外皮は赤黒く異臭を放ち脈打ちうねり禍禍しい姿に姉妹に緊張が走る。 「な、何?・・・・」「・・・」 「これは淫蕩の媚花床。 百人契りの際に捕らえた女体が未成熟過ぎる場合に、女の身体を高ぶらせ儀式に耐え得るようにする秘具よ どのような未通娘もこの媚花床に捕われれば、たちどころに女陰を濡らし男根を咥え尻を振りたくる女本来の姿に戻るのだ」 「なっ・・・」「そっ・・・」 「さぁ、まずその邪魔な花弁を取るとしようか」 「やっ・・・やだっ!」「はっ放せっ!」 外皮が がぱり。と割れて釜のような内部が現れる。そこは赤い肉絨毯が絶えずうねり、異臭を放っている。 「あっ!」「きゃあ!」 抵抗する間もなくその中に落とされ ぼすん。と倒れ込むと異様な感触が姉妹を包む。 柔らかく生温かい。肉布団がうねる度に透明な粘液が異臭とともに沸き出す。 (こ、これは?) 以前嗅がされた媚薬臭だ。嗅いでいるだけで身体が火照り淫らな感情が沸き上がり頭が陶然としてくる。 「まっ麻衣?嗅いじゃ駄目よっ!っ?」 飛び上がり起き上がろうとした両足が動かず倒れる。 見下ろすと肉床から伸びた赤黒い紐の様な触手が何重にも足首に絡まっている。 「なっ?」「あっ・・・きゃあ!?」 見廻すと何十という触手が立ち上がり自分達の肢体に迫ってくる。 その先端はぬめり、イソギンチャクの様に小さな舌が数多くうねる。 「ちょっ?」「やぁっ!」 一面の肉絨毯は全てこの触手が連なって出来たものだった。それが一斉に姉妹に絡まり縛りを千切り 大の字に拘束した上で残りの触手が裸体の上を這い回る。 「ひっ・・・くっ」「くっ・・・ううっ」 全身を這い回る不快な感触に、姉妹がもがき抵抗をするが、続々と四肢を拘束されあっという間に身動きが出来なくなる。 何本もの触手が、粘液をししたらせながら姉妹の口内へ入り込もうと迫り来る。首を降って逃げるが頭部を絡め取られ 鼻頭を塞がれ、呼吸が出来ず耐え切れなくなって開口した途端、我先にと数本の触手が口内に入り込む。 じゅっ じゅるじゅじゅぶっ 「!!?・・・・んっんぐう!」「あっ!んんんっ!!」 噛んで吐き出そうとするが、痛みを感じないのかまったく影響なく口内を這い回られる。 汚辱感で吐き気が湧く。 同時に舌を、歯を吸われ、舐め回されてぞくぞくとした異様な痺れが背筋を走り姉妹は焦り何度も吐こうと首を振る。 が、続々と口内に入り込む触手に目を白黒させて劣勢になり、ついには蹂躙されるがままになってしまう。 「流し込めい!」 次いで触手の先から吹き出たと思われる液体がどくどくと咽に込まれる。 「あぶっ!ぐっ!」 「あうっぐっ・・・ごくんっ」 媚薬液だと察して吐き出そうにも次々と流し込まれる液体が耐え切れず咽から体内へ落ちてゆく (ああっだめっ。これを呑んじゃ!)(ああっ、どうしよう呑んじゃったよ。) 媚液の効果は絶大だった。あっという間に体中が敏感になり火照りだす。 触手が這った後にも粘液が滴り肌を熱くしてむずがゆい感覚が湧きだす。 肌の外部から身体の内部から全身の性感が高まる。 しゅるり、ずるり。と肌を這う感触がおぞましいものからぞくぞくするような快美感となっていく。 触手の動きが這うものから先端で弄るものに変化しだす。 姉妹の乳房を揉みしだき、乳首を舐め回し背を、首を、鎖骨を這い回り秘丘までを優しく弄る。自然と乳首が立ち上がってくる。 「はっ・・・・ぁあっ」 思わず麻衣が紅潮した顔で腰をくねらせる。 「まっ麻衣っ?・・・んあっ!?」 とろり。と秘裂から愛液が沸きだしたのを自覚し狼狽する亜衣。 (あぁ・・・なんでっ 耐えなきゃ。こんなのに流されちゃ駄目っ) 宏樹との淫行を重ねた姉妹の性感は以前より数段豊かに敏感になっており、 自分達が驚く程感じてしまうようになっている事実が更に焦りを産み、何度も快楽の波に呑まれ意識が飛びそうになる。 秘裂から愛液が垂れ出し。触手が秘丘を這うとつい腰が求め、反応して浮き上がってしまう。 背を、首を這われる度にびくんびくんと勝手に身体が反応する。そんな自分達の行動に驚き一層焦りが増す。 (だめっ。だめよっ。耐えなきゃっ ああっ どうしてっ) うねる触手が姉妹の四肢を掴んで、そのまま上空へと持ち上げられる。 「ああっやあっ!」「このっ・・・くっ!!」 地上2メートル程に抱え上げられ無理矢理内股を開かされる。 「ぎゃああはははっ」「見える。見えるぞぉ!女陰の奥までぇ!」「ひひひひっ!」 一斉に淫鬼達が沸き立つ。 「やあああっ!」 「こっ・・・・このおっ!」 羞恥と恥辱で真っ赤になって唸る姉妹。 「良い眺めよの。しかしまだまだこの程度で我らの恨みは晴れものではないぞ。 そのまま我らに女陰を広げたまま気をやるがいい!」 「!?」「やっ!?」 懸命に四肢をばたつかせて抵抗するが、巻きついた触手はびくともせず姉妹の乳房に、背に、秘丘へと這い回る。 そして宏樹に散々開発された姉妹の肉体は恐ろしい程淫触手達の陵辱に敏感に反応していく。 「ひっ!・・・ぁああっ・・・んあっ」 「はっ・・・んあっ・・・あっやぁっ!」 触手が秘裂を蠢き、背をなぞり、耳朶を噛み、乳房に吸い付く。 人間相手では考えられない全身の性感を一斉に弄られる快楽に姉妹が声をあげて追い詰められる。 何本もの触手が4つの乳首を捉え同時に吸い立て舐め回す。 じゅじゅぶぶぶっ! 「ひいいっ!!」「きゃあああ!」 脳髄まで響く快感に姉妹が同時にびくん。と背をそらせ悲鳴をあげる。 「あっ!あっ!あっ!ああんっ!」 無数の触手に秘裂を弄られ麻衣が腰を揺らせ切羽詰まった喘ぎ声を上げ始めた。 宏樹と一緒にいた経験で判る。麻衣が高まって昇り詰めそうになってる。 「まっ麻衣っ!しっかりっ!ひいっ!?」 「ばかめ!妹を心配してる場合か!さぁ、お前も我の前でよがり果てるがいい!」 「誰っ…くぅっ!?ぅうっ!んあっ!ひっ!」 亜衣の陰核がダイレクトに吸われ強烈な快感が脳髄まで走る。 立て続けに責められる苦痛のような快感にがくがくと身体が弓なりに震え、気が遠くなりそうになる。 (ああっ。だっだめっ!くうっ!) 「やっ。あっ!やあっ!ああんっ!!」 麻衣はすっかり思考が乱され、既に触手に弄られるままに何度も背を反らせびくん。びくん。と気を高ぶらせている。 「くっ・・・ぅうっ・・・はあっ!」 姉妹は懸命に膝をくねらせ触手の陵辱を避けようとするが、どんどん触手は内股へと潜りこみ秘裂を吸いたて蠢く。 「ひっ!はっ!ぁああうっ!」 「くひっ!んああぁあっ!」 強烈な快感に意識が何度も弾け飛びそうになる。そして腰が無意識にくねり、淫手を迎え易く開いてしまう。 勢い膣内へ潜りこもうとした触手が梅の花弁から閃いた雷撃に退くが即、次の元気な触手が潜り込む。 何度も何度も膣内に進入しようとする触手の怖気と 全身を這い舐め回される快美感に姉妹の精神はどんどん追い詰められる。 「んんああっ!やっ?んああああっ!」 麻衣が声を荒げ何度も身を反らせ極まってきている。 「まっ麻衣っ・・・だっ・・・ぁあっ!」 「おっおねっ!ごめっあたしっもっもうっ!!やああ!」 (ああっ、だめっ。挫けちゃだめっ。でもああっもうっ) 口惜し涙が湧いてくる。負けちゃいけない。感じちゃいけないと判っているのに身体は反応し腰がびくびくと痙攣する。 「やっ。あっ!あっ!あっ! だめぇえっ!!!」 「ひぅっ!ううぅっ!んぁあああああっ!!!」 「さあ!イクが良い!よがリ泣き、すすり泣き、歓喜の中で果てるがいい!」 ぐしゅっ!ぐしゅり!じゅ!じゅぷんっ! 触手の責めが全身に渡り最高潮に達し姉妹が悲鳴をあげる。。 「ひいいいいっ!!」「やっ!いやああ!!」 「そおおれえっ!」 「ウオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」周囲の邪鬼達が一斉に喚き立つその中で 「いぃやああああああっ!」 「んんああああああっ!!」 がっがくん!・・・・・がくん! 姉妹は同時に歯を食いしばりながら身を仰け反らせ、泣きながら絶頂へと舞い上がった。 ◇ 「はっ・・・・はぁ・・・」「はっ・・・・ぅううっ」 「ははははっ!」「ひゃはははは!」「ひひひひ!」 何百という邪鬼達の集団監視の中で無理矢理イカされ、天津姉妹は恥辱と疲労でぐったりと脱力し、息を荒げている。 「はっ・・・・はぁ・・・・・くっ・・・なっ!?」 「・・・・・あぁ・・・・・ひっく・・・ぁああっ?」 しかし憔悴した姉妹の顔がすぐ恐怖に引きつる。 ずっずずっずっ。 絶頂感の余韻でひくつく下半身で再度淫触手が蠢き出し、2人の内股が大きく開かされる。 「さぁ!!二回目だあぁ!!!」「ウオオオオオオオオオオオ!!」 「ええ!?」「なっ!?やあっ!」 「ひゃははははははははははははは!!」 「こっこのっ放せ!はっ辱めるのはもう十分でしょう!」「やあっ!もう嫌あああ!」 「誰がそんな事を言ったものか!花弁が蕩け落ちるまで何時間でも何百何千回とイカせてやろう!」 (!!っ) 「ひゃははは!!」「ぎひひひひ!!」 驚愕で固まる姉妹に再度官能の責め苦が襲いかかる。 触手が全身の肌をのたうち体内を熱く火照らせ 乳首を、秘裂を、花肉を、淫核をなぶり、しゃぶり、すすり 快感を沸き立たせるのだ。 「ひっ!ぃいっ!やっ!」 「あっ!やぁっ!ぁああっ!」 処女とはいえ一度昇り詰めた若い肢体は感度が高まりものすごくイキ易くなってる。 宏樹との経験で一度高まった自分達の身体がどうなってしまうのか理解している。ついに姉妹は恐慌状態になった。 「やっ!やぁっ!だめぇっ!」 「こっ!このぉ!はなせえぇっ!!!ひっ!」 焦って抵抗し束縛を解こうとするが体中に巻きついた淫縄はきつく、只でさえ脱力した身体では抵抗にもならない。 絶望が瞬間姉妹の脳裏を走る。 「やああっ!助けてっ!」 「ひゃはははは!助けて?助けてだってよお!」「ぎゃはははははは!」 切羽詰って出た悲鳴も嘲笑で返され屈辱で麻衣の目頭に涙が浮かぶ。 「こっこのお!はっ放せっ!!卑怯者!」 「わははは何が卑怯か!淫らに腰を振って、喜んでイキやがったくせに何をぬかすのか!」「ぎゃはははははは!」 怒声を嘲笑され亜衣の目の前が恥辱で真っ赤になる。 懸命に尻を振って淫手から逃げようとする姉妹に陵辱再開の声がかかる。 「ははは!何を無駄な事を!さぁ!泣け!喚け!嫌という程よがり狂え!!」 じゅば、じゅじゅずずっ 「ひいいいいっ!あっ!あっ!ゃぁああっ!」「んあっ・・・このっ・・・ぐっ・・・あっ・・・ぁああっ。あああっ!」 「ぎゃはははははははははははは!!」 そして・・・・・ 「きゃあああっ!! やっ!いやっ!あああああああっ!」 「くうううっ!んんんっ!だっだめっ!んあああああああああっ!」 二度目の絶頂は一度目よりも早く、そして高く姉妹は昇り詰めさせられた。 ◇ いつまで続いたろうか。何度となく強制的に絶頂させられ涙と疲労と汗で姉妹の表情は凄絶な色香で朱に染まっている。 「はっ・・・・・・はぁ・・・・・・・・もぅ・・・・やめ・・・」 「うっ・・・・・・・くっ・・・・・・・・」 「・・・ふふふ。なかなか花弁が落ちてこないのぅ。ここはあれをするしかないか」 再度口内を何本もの触手に犯され何度となく淫液を口内に注ぎ込まれる。 ざさざさわと腰に何十と触手が纏わり下腹部をぎっちりと圧迫しだす。 ぶっぶぶ・・ぶぶぶぶ・・・・・ 下腹周辺で体内に向けて触手が振動し背中、尻側部のつぼが同時に振動を受けると段々下腹部が熱くなってくる。 「あああっやっ!やっ?やあ!?なっ!」 「ぅうあああっ!?」 異様な尿意のようなものが湧く狼狽する姉妹。懸命に止めようと思うが間断なく襲われた快楽と疲労に既に抵抗の力は弱い。 (あああ、何?何?何かもれちゃう!や、やだ!こんな奴等の前で!) (ううっ何?何でこんな時に?くうっ でもあああっ!だめっ!) 何かが身体の奥から湧き漏れそうなる。強烈な尿意とともに何かが子宮から、体内の奥から吐き出そうになる。 同時に陰核への触手責めが始まり、剥かれた秘核を吸われ、揉まれ、弾かれて姉妹は尻をぴくっぴくん。と跳ね上げる。 「あっあっあっ!何?何!?やあっ!」 「ひうっ!?ぅあああっ!」 「さああ!追い込むのだ!」「いひひひひひぃ!」 一斉に身体中で淫手が蠢きだし耳を、首を、乳首を、鎖骨を、背中を這い回りありとあらゆる性感帯を責めだす。 圧倒的な快感に、懸命に耐えていた精神の均衡が破れ、思考が崩れて姉妹が切羽詰った悲鳴をあげる。 「やっやっ!何っ?いやっ!ぁあああっ!」 「ひっ!ううっ!これっ?だめええ!んああああっ!!!」 「ははははあ!さあ!また姉妹揃って果てるがいい!」「ひゃははははは!」「いひひひひ!」 下腹部を圧迫していた触手が一斉に解かれると猛烈な尿意が高まる。同時に姉妹への強制愛撫が一層激しくなる。 じゅばばばっっ! 淫核を弄られ、掻き回され、秘裂から溢れんばかりの愛液が沸き立つ。下腹部で溢れそうなものを止める意思が乱される。 「いけえええいいい!」 「ひいいっ!やっ!いやっ!いやあああっ!!」 「だっ!だめえええええ!!」 びくん。びくん。と姉妹が揃って腰を振り立て身を仰け反らせて絶頂すると同時に ぷしゅううう〜〜っ!!! 「ウオオオオオオオオ!!!!!」 2人の秘裂から同時に潮が吹きおこり。絶望的な恥辱の中で姉妹は強制絶頂へと昇りつめさせられた。 そして・・・・・・・・・きらきらと光り飛び散る愛液の中に・・・小さな梅の花弁が二枚、舞っていた。 21話 了 |