聖獣伝2 ツインドールズ
入浴中に下着を盗まれる姉妹 @
淫鬼である白毛鬼を倒した亜衣と麻衣は、初めて勝利を収めたが、 復活した鬼獣淫界は脅威であり、幻舟はまだ羽衣の舞いを会得したばかりの 未熟な姉妹に、厳しい稽古を付けていた。 |
早朝から、肩に羽衣を纏う巫女装束の姉妹が、 幻舟の前で巫女舞いの稽古に励んでいる |
「それまで(幻舟)」 真剣な眼差しの亜衣と麻衣が呼吸を合わせ舞うと、 幻舟は稽古の終わりを告げた |
「ふぅ・・・(亜衣) はぁ〜・・・(麻衣)」 少し疲れた様子の亜衣が額の汗を拭い、麻衣は肩を落として子供っぽく溜め息を吐いた |
「ありがとうございました」 礼儀正しく両手を床について礼をする姉妹 |
朝から浮かれている鬼麿は、姉妹の後を追うように、風呂場へと向かって行った |
「お姉ちゃん(麻衣) ん?(亜衣)」 朝稽古を終えた天津姉妹は、 仲良く入浴して稽古の汗を流していた |
「天神様の奉納試合、もうすぐだね 全国から腕自慢が集まるんでしょ、自信の程は?」 身体を洗う麻衣は弓試合のことを亜衣に聞いてみた |
「さあね」 湯船に浸かる美しい体付きの亜衣は、 どんな相手が来ようと勝つ自信があったが、 それを分かっている麻衣には惚けて見せる |
「けど、男にだけは負けたくないな・・・」 筋金入りの男嫌いな亜衣は、男に負けて悔しい 思いはしたくないと、闘志を漲らせる |
姉らしい亜衣の答えに、微笑んでみせる麻衣 そんな姉妹の様子を鬼麿がこっそり覗いている とも知らずに、亜衣と麻衣は入浴していた |
「うっひっひひひ・・・」 姉妹の様子を窺って、にやける鬼麿は、脱衣所に戻り 巫女衣装がきちんと折り畳まれた籠の中を覗き込むと、 すぐさま亜衣と麻衣の下着を探し始めた |
「こっちが亜衣でぇ」 緊張する稽古で汗ばんでいた亜衣が 穿いていたベージュ色のパンティーを手にした 鬼麿が、鼻の下を伸ばして嗅いでみると、 ほのかに亜衣の甘酸っぱい匂いがする |
「こっちが麻衣だな」 麻衣が脱ぎたてのパンティーを手に取った 鬼麿が厭らしい目付きで顔を近づけると 純白のパンティーから麻衣のいい匂いが漂ってくる |
「ふ〜ん♪、い〜い匂いだぁ〜・・・うっふっふっふふ、何とも言えないな〜」 まだ姉妹の温もりが残るパンティーを頬ずりする鬼麿の股間は 興奮して自然と勃起していた |
「あがるよっ」 歯切れのいい亜衣の声がして、鬼麿は慌てて 脱衣所から逃げ出し、湯煙の中から 頭のタオルに手を当てる亜衣の姿が浮んでくる |
「あたしもすぐに〜(麻衣)」 風呂場から出て来る亜衣の後ろから麻衣の声が掛け ガラス越しに立つ亜衣がはっきりと裸体を現す |