【 天神様のセキュリティホール・ZERO 1 】

「 クソぉ!卑怯モノ!! 放せェえええ〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!」

淫界の罠に嵌められ 囚われた聖天女は、飽く事無くモガき続けていた。
触手に絡まれ 肉壁に固定されてしまった亜衣だが、唯一まだ自由の利く美脚を用い 群がる邪鬼どもを蹴り飛ばし 薙ぎ倒し、既に二時間近くも抵抗し続けていた。

「やれやれ、『 業魔の香 』まで焚いてる ってのに、まだそんな力が残ってるなんて…。 本当に、不感症女はコレだから…… 」
「うるさいッ! どんな淫謀を巡らそうと、鬼獣淫界なんかに 屈したりするもんですかッ!! いい加減 無益なコトは止めて、退きなさい!!」
「あぁ〜〜 そうねぇ。 アンタったら 目ぼしい手駒、全ェ〜〜部ツブしてくれちゃったモンねぇ。 邪鬼程度じゃ、埒が明かないったら ありゃしないわ。
『香』の効き目が少しでも残ってる内に、此処に辿り着けた援軍がコイツだけだったなんて…… ホント不幸よねぇ〜、 お互いに 。」
「っっっ!?」

脇に退いたスートラの背後から、 貧相な体躯を ガマのように折り曲げた紫色の妖魔が一匹現れ、這いつく張るような姿勢のまま 前へと歩み出た。
全身を汚らしいイボイボが覆う蝦蟇妖魔は、 ひと目で硬さの判る肉イボと 両生類特有のヌルつく皮膚とを併せ持っており、見る者の心に 形容し難い生理的嫌悪を催させた。

「 コイツか? 言っとくが手ェ貸す代わりに、ケツ穴は永久に俺様のモンだ。 使う時は必ず、ひと言 断わりを入れて貰うゼぇ。」
「 ちィッ!!分かってるわよ! 条件は全て飲む、って言ったでしょ。 さっさとやりな! 」
「分かりゃ イイのよ。分かりゃあ。 さぁ〜〜て ハリキって掘りまくろうかァ〜〜♪ 」

「かッ! くうぅッ!! 何よ コイツぅ!?」

悠々と歩を進め 近寄って来る短躯の魔物に ただならぬモノを感じて、 珍しく 亜衣が気色ばむ。
緑色と紫の入り混じった 吐き気をもよおすような体色の妖魔が、湿った足音を立て 亜衣へと近付く。
恐れ気も無く 間合いを詰めて来る貧相な異形魔は、 見た目の異様さも さる事ながら、確かに何か言い表し難い迫力のようなモノを備えており、滅魔の巫女をも気後れさせた。

「クソぉ!! 近寄るなぁ!!」 ヒゅッ! ガしぃィいいイイイ!! 「なッ!?」

鋭い風切音と共に 放たれた天女の右脚が、素早く動いた妖魔の触手に アッサリと掴み止められる。
反射的に反対側の足裏を ガマ妖の顔面に向けて突き出した亜衣だったが、この左足も簡単に妖魔の背から生える触手に絡め捕らえられてしまった!

「くぁあああぁあああああッ!! んンぅ!放せぇえええッ!!」

蝦蟇の触手に捕らえられ、両足首を大きく割り開かれた 美天女の脚のつけ根が露わになる。

「おほォっっ!!コイツは 確かに極上のアナだ!! 間違いねェ!」
「止めろ!!馬鹿ぁ!!見るなぁアあアアっっ!!!!」
「見ちゃいねェよ。 俺くらいにナルと 匂いだけで、それがどんな穴か 解るのサ。 手前ェのケツ穴は 今まででも極上の、最上級品だぜぇ!!俺が保証してやるよォ!!」

割り開かせた股ぐらに顔を近付け、目を閉じたまま 神霊衣の下に眠る乙女の肉体を想起したガマ妖魔が、陶然と顔を歪める。

「うるさいッ!!バカ!止め… 放せェええエえええエええええええッ!!!! 」
既に触手によって腕を囚われていた蒼の天女が、しなやかな美脚までもV字型に割り拡げられ、恥辱に頬を染める。
貧相な見かけに反し かなりの剛力を誇る蝦蟇妖の触手は、 転身した羽衣軍神の力でも 容易には跳ね返せず、むしろジワジワと 更に股座を広げさせられてしまう。

「捕らえた後、ず〜〜っと『業魔の香』を焚いて 嗅がしてやっていたンだがねェ…。 この不感オンナ、効きゃあしない!
ッたく!! 忌々しいったら、ありゃあしないよ。」
「グヘへへぇ!どぉやら そうでもないみたいだゼェ? コイツのケツ孔から 美味そうな腸液の匂いがプンプンすらぁ。
必死にコイて 精神力で抑えてはいるようだが、中身は ただのフツーの女さ。」

くチュ! 「くあぁあああぁあああぁああッ!!! よせェ!!触るなぁアア!!」

ズババババババっ!! 亜衣の拒絶心に反応し、神霊衣の股ぐらを指で小突いていたガマ妖魔の身に 神罰のいかづちが降り注ぐ。
羽衣軍神の蒼衣から流れ出た罰雷に撃たれた人妖は、しかし 一向に気にする風もなく美天女の股座を嬲り続ける。
鼻歌混じりの気軽さで獲物の皺筋を圧し解ぐし 執拗に指先をなすりつけて来る紫緑ガマが、視線すら動かさずに告げて来る。

「くケケケケ!俺の肉イボから分泌される粘液は 絶縁性でなァ。 触手でアースもしているから、手前ェの雷なんざぁ効きゃあしねぇよ!!
ほぉれ!生意気な羽衣の下で、肉菊が膨らんで来やぁがったぜぇえええッ!!!」
「くぁあああああぁああああッ!!!! 止め!!ヒぃいンンッ!!触るなぁあああああっっっ!!!」

四肢拘束の吊られ巫女が、空中で肢体をモガかせ続ける。
気力で無理やり抑え込んでいたのだが、ガマ妖の言う通り スートラの焚いた淫香は 決して無駄ではなかったのだ。
羽衣越しとは言え、魔物の指に圧し嬲られた 少女の皺孔が反応しだす。
過去に数度、淫界との闘争で 無理やり刺激を植え付けられた菊門が、ジワジワと反応し 充血を始めていた。

「へへへ、熱を帯びて来やがったゼ。待ってな、タップリ可愛がってやるからなァ」 チュ!チュく ぬチュ!!
「ぃいいい〜〜〜〜〜!!?」
清潔な布の下に眠る宝の孔を夢見て、妖魔が布越しの接吻を施す。
特大のヒルに思いっきり這い廻られるような 極限のおぞましさに、さすがの亜衣も 思わず短い悲鳴をあげてしまった。

「止めろォ!!変態ッ!!そんなトコぉおおお!!」
「そぉサ。排泄用の孔で悦ぶド変態さぁ! 手前ェもスグに仲間入りだぁ。 ヒリ出すたんびにイきまくる、ド変態巫女に仕立ててやるゼぇ!!!」
「いやぁああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!」
震えながら かぶりを振る亜衣だが、その肉体は別の反応を示し出す。
充血した皺菊が膨らみだし、ヒクヒクと震えて身悶えいるのだ。

「クククク、 何だかんだと喚くばかりの 上のクチと違って、下のクチは随分と素直じゃねェか。 そらぁァ!!」
ビリっ!!! ビリビリ びりィぃイイイ!!!! 「っっっっ!!」

股間の羽衣を引き裂かれ、乙女の秘園が外気に晒される。
神力,体力ともに 疲弊し切っているとは言え、頼みの綱の神霊衣をあっさりと破られた 亜衣の顔に驚愕と絶望が疾る。

「なッ!? 嘘ぉおおお!!?」
「ふヒヒヒヒ! 『業魔の香』を嗅がされ続けて 通力が落ちてる事に気付かなかったか? 余程気合入れて 神力を通わせ続けない限り、今の羽衣は 只の布だぜ?」
「ふぅウウウっ!! 止めろぉオオオオおオオ!! 見るなぁああああッ!!!」

「ま、ココが破れちまった以上 今さら神力通わせた所でムダだがなぁ。」  キュドっっ!!! ぬリグリぐりィぃィィ!!
「ッッぁッ!!? 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」

不意に放たれた 蝦蟇妖の舌が、矢のようなスピードで天神巫女の恥穴を貫く!
カメレオン顔負けの 長さと瞬発力を誇る妖舌が、気丈な姉巫女の皺菊を グリグリと押し拡げながら遡る。

「あグぅうウうううううッ!!? うギィいいイイイイ!!!!」 
「やれやれ… ホント、そこにしか興味が無いんだねェ。 コイツは『 華墮(かだ)法師』って 尻穴にだけ執着している淫界きっての変わり者さ。 腕は確かなのに、もったいない事だよ。」
「おグおグ… そーヒゅー事。…… …今アら…ンの穴ァ………俺ガ…ご主人ハまだ…。 ……分かっハかあァああああ!!!!……」
クチュぬチュ グチュううううううッ!!!
「おアぁあああァああアあああ〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!! 止め!喋るなァ!! そんなっ!!うわぁあああああァああーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

縦横無尽に蠢めき廻る妖舌によって、淫獄の宴の 幕が開ける……。



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