《めざせ!亜衣・麻衣と3Pでイカせまくり。中出ししまくって30連発》
  

《4話 葛藤》

週末に亜衣に滝に連れてかれた。
滝に打たれて精神を鍛えれば忍耐力もUPする。という発想らしい。
実に彼女らしい発想で、そりゃ無駄だろうとは思ったけど大人しく付いて行くった。
一緒に滝行をやってみたけど、やっぱり全然痛くないし慣れると大して冷たくもない。
今の僕は耐えようとすればかなりの身体強度は上がるみたいだし、呼吸がしずらくてもさして苦にならない。
水音がうるさいけどずっと聞いてると馴れてしまって、打たれながら熟睡してしまったら怒られた。
「面白くない・・・」
苦々しい顔をする亜衣。どうやら彼女にとってはこの滝はかなりの苦行だったらしい。
 それから亜衣は色々と僕を運動に連れ出そうとしたんだけど、TELで連絡が来た天津のおばあちゃんから
『身体の負担になる事は駄目だ』と止められてしまった。

とりあえず 僕自身は耐えて耐性が出来るように努力することにした。
皆にも説明して部屋を壁作りの部屋を借りて(今までは障子貼りの角部屋だった)
部屋に篭ることにして、食事は自制が効くと自信を持てるまで、自室で取ることにして部屋から出ないようにした。
ありがたい事に境内に勤めている巫女さんのうち僕の淫臭気に耐えれるという数名が交代で食事を届けてお世話してくれた。
一日何時間も座禅を組んで瞑想に浸る。何か開眼する訳でもないけど、お尻が痛いけど、とりあえず瞑想。
手淫も止めた。
禁欲して耐える事に慣れようとした。

・・・・・・・・・・・甘かった
途端にものすごい辛くなった。
体の中から何か熱いものが吹き出てくるのを無理やり押えてるような、文字通り体から湯気がでてるような気がする。
熱い。
じっと黙っていられない。
イライラする。っていうか網の上で焼かれて、バシバシ弾けるような感じが体の内部からする。
ばちん!と腕が突然持ち上がって痛みが走って、慌てて見たらなんともなってない。
(今、内側から腕が弾けたかと思った・・・)という実にひどい状態が続くようになって、
1日中布団の上で悶え苦しみ、様子を見に来た人達にかなり心配をかける事になった。
かといって止める事もできないので「大丈夫、山越えれば楽になると思うから」と答えて帰すけど
さすがにその直後食事を吐いたりすると(本当に慣れるんだろうか)と自分でも青くなって震えた。
座禅組んで瞑想なんてしても全然身が入らない。すごく身体が熱くてイライラしていて
前触れもなしに身体に激痛が走って跳ね上がるんだからやってられない・・・でもする事がないので
座禅でも組んで耐えるしかない。
天津のおばあちゃんは未だ外出してまま帰ってこない。これといった好転もせず日々衰弱していく僕に
周りの反応も暗くなり沈んだ雰囲気が境内に漂いだした・・・・

「ヒロちゃん・・・どう?」
不安そうな顔で麻衣が部屋に入ってくる。
「や・・・・まあ・・・・なんとか・・・相変わらずだけど。」
どうにもあいまいに答える僕。
実際今は亜衣と麻衣に会うのが辛い。自分が熱くなってて自制するのがキツイ。落ち着かない。
常にアドレナリンが全開で燃えてるみたいだ。目がギラついて興奮してるのが自分でも判る。
こんな状態で会いたくないし、こんな視線を向けるのも姉妹に気づかれるのも嫌だ。
「だいぶ・・・顔色悪いけど」
「大丈夫だ・・・って、ごめん!それ以上寄ってこないで!!」
「!?」
びくっとして立ち止まる麻衣。
お風呂上りの良い臭いが漂って来て焦る。
うわ、やばいよ。鼻もかなり敏感になってきてるみたいだ。甘い体臭で鼻の奥から脳髄に痺れるような感覚が沁みて焦る。
「ごめん・・・あんまり近寄られると・・・マズイから・・・?」
「?・・・・マズイって?」
「・・・・・・・・・飛び掛っちゃいそう。」
「?・・・・・・・・・・・!」
麻衣が困惑した表情で後じさる。
そうだ。単純に身体が熱くて弾けそうになってるんじゃない・・・・
こうやって女の子を目の前にすると、ものすごい衝動が沸いてくるのが判る。
・・・・・・・性欲だ。
今すぐにでも襲い掛かって突っ込んで貪ってしまいたい。犯したい。犯りたい。犯りたいっ。
麻衣がまるで光って見える。欲しい。欲しい。この女が欲しい。身体の奥からどろどろしたのが沸いてくる。
頭に血が昇ってくる。心臓の音が頭いっぱいに響く。ズボンの中の勃起が痛いくらい硬くなって脈うつ。
どんどん興奮して押えるのがつらくなる。
やばい。やばい。欲しい。でも欲しい。やばい。犯りたい。犯りたい!駄目だ。
「ヒロ・・・」
「・・・っあああああっ!!!駄目だっ近寄るなっっ!!」
怒鳴りあげて飛び退る。びっくりして麻衣が硬直する。

やばかった!やばかった!理性飛びそうだった!
「出てって!早く!」
「・・・・え?」
「早く出て!!早く!!」
「あ、うんっ。」
僕の剣幕にびっくりして麻衣が慌てて出て行く。
僕が怒鳴るなんて初めだから、かなりびっくりしたんだろう。
「はあっ・・・・はっ・・・はあっ・・」
少ししてドア越しに麻衣の心配した声がする。
「ヒロちゃん・・?大丈夫?」
「・・・・・・・うん・・・・・・ごめん・・・・・びっくりさせて・・・・」
何とか落ち着かせながら答える。心配かけちゃいけない。平静を装わないと。
「・・・・・・・・・どうしたの?一体・・・」
「・・・・・・・」
言える訳ないよ・・・今、麻衣に欲情して襲いかかるの抑えるのに必死でしたなんて・・・
「ヒロちゃん?」
「うん・・・・・・・大丈夫だよ・・・」
「でもっ」
「近づかれると危ないから・・・悪いけど、落ち着くまで部屋には来ないで・・・」
「・・・大丈夫?」
「・・・・・うん。大丈夫。」
「嘘!だって今すごい顔色と・・・目してたよ。」
「うっ…大丈夫だって!約束は守るから!未だ慣れてないだけだから。
 たぶんもう少しすれば慣れてきて落ち着くから!我慢出来るのが平気になれば元に戻るから!」
嘘だ。約束したけど、慣れるような兆候ないし全然自信ない。このまま続いたらどうなるか自分でも判らない。
でも耐えるって約束した。頑張るって約束したんだ。慣れなきゃ。耐えなきゃ。
「ひろ…」
チャ…
「開けるなっ!!」
ドカッ!!
飛びついてドアごと蹴り飛ばす。
「きゃっ!」
「・・・・・・・・・はっ・・・・・はっ・・・・あっゴメン!怪我しなかった?」
「う、うん。」
「開けちゃ駄目だよ。顔合わせるとまずいから。」
「・・・・・・・ヒロちゃん・・・」
「大丈夫だから。とにかく入って来ないで!変な事しちゃ危ないから。ね?」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・耐えられそうもなくなったらちゃんと言ってね?」
「・・・・・・・うん。」
麻衣は迷いながら帰って行った。
ずるずるとドアに寄りかかる。
汗がどっと吹き出てくる。
何てこった。
危なかった・・・こんなに性欲の塊に自分がなってたなんて・・・・
二人に絶対顔合わせちゃ駄目だ。駄目だ。今 目の前に居たら襲っちゃう・・・大変だ。

数時間後、亜衣がやって来た。
「宏樹。居る?」
「亜衣!?だっ…」
ガチャ・・・
止める間もなく亜衣が部屋に入ってくる。こんな事ならドアに鍵をつけてもらっとけば良かった。
シーツ手繰リ寄せて部屋の角に飛び退って、顔を隠す。
こんな目が血走った顔、亜衣には見せたくない。それに今亜衣を目の前にしちゃうと押えられるか自信が無い。
「入ってくんなよ!出てって!部屋から出てってくれよ!」
「・・・・・・・どうしたの?」
「何でもないよ。大丈夫だから!今耐えてる山場なんだ。ここを乗り切ればたぶんうまく耐えれるようになるからっ。」
とにかく嘘八百言って追い返そうとする
「だいぶ具合悪そうだって聞いたけど。」
「大丈夫・・・もうすぐ落ち着くと思う・・・・」
「・・・・・・今そんな状態なのに?」
「・・・ま、麻薬の中毒患者みたいなもんだよ。一度体内の薬抜くのに禁断症状に耐えなきゃならないんだ。」
「・・・・麻薬は薬の影響を体内から抜く為でしょ?宏樹のは抜くんじゃなくって慣れるんだから、
 もっともっと時間掛かるんじゃないの?」
「・・・・・」
(何、冷静に分析してんだよ。誰のせいでこんなに我慢してると思ってんだこいつはっ)
イラついてるので考えが乱暴になってる。
「宏樹・・・顔上げてこっち見て・・・」
懸命に首を振る。
こんな顔見せたくない。
「宏樹。こっち向きなさい!」
「嫌だ!早く出てけよ。」
「宏樹。」
「来るなっ!」
かまわず寄って来てシーツを剥ぎ取ろうとする亜衣。抵抗する僕。
ビリッとシーツがあっさり破れる。
目が合う。
「!!?」
ぎょっとした表情の亜衣。
これだ。これが見たくなかったんだよ!ちくしょう!
「うあっ!」
どんっ!
「あっ!」
思わず突き飛ばして部屋から飛び出そうとしたら脚力が強くなってるの忘れてた。
ジャンプ一閃で天井と壁にぶつかって床に転げ落ちた。それでも必死に亜衣から遠ざかろうとする。

もし亜衣に触ったりしたら自制が効くとはとても思えない。やばい。
「宏樹大丈・・・?」
「触るなって!近寄るなよ!やばいんだって!絶対に触るな!」
僕の剣幕にもひるまないで じーっと僕を見つめる亜衣。
「持ちそうなの?」
「・・・判んねぇ。でも約束したからには倒れるまではやるさ。」
「宏樹?」
乱暴な口調に怪訝な表情をする。でも気を使って直してる余裕は今の僕にはない。
「出てけ!いいから出てけっ!」
「・・・・・・・・・判った。危ないと思ったら倒れる前に言ってね別の対策を考えましょう?」
「・・・・・ああ」
・・・亜衣は出て行った。

まずい。
とても耐えられそうにない。このままだと気が狂うんじゃないだろうか?

とんでもない苦痛の日々が続いた。

 数日後、食事を届に来てくれた巫女さんから思いもかけない言葉をかけられた。
「宏樹様?」よく来てくれる女性だった。(かなり綺麗な人だった。)
「はい?」
「私でよろしければお慰みのお手伝いを致しますが・・・」
控えめに言われたその内容を理解するのに数秒掛かった。
「・・・だ、だめだよっ。」
慌てる僕
「私は若輩ではありますが あなた様のお側におりましても
 淫気に惑わされない程には 精進しております お手伝いできるかと思いますが。」
「でも」
ダメだと解っているのにとっさに彼女を見て肢体を想像する。美人だ!
誘惑がくる。欲しい。抱きたい!入れたい!やりたい!!犯りたい!!
狂おしい欲求が沸いてくる。発汗しだして咽が渇いてくる。
「ぜ、絶対最後までしちゃうからマズイよ。」
「それで少しでも御身が楽になるのでしたら。」
(!っ。やれる!犯しても良いと言ってる!!!?)
どくん。どくん。どくん!
勃起が硬くなる。頭の中が真っ赤になって来て心臓の鼓動が頭の中で響き渡る。

駄目だ。亜衣と麻衣と約束したじゃないか!我慢して耐えるって!
でも向こうからしても良いって人がいるんだぞ?
もう限界だろう?良いって言ってるんだからさせてもらえば良いじゃないか。

「もうとてもその苦しんでる御姿を見ておれません。」
確かにこの頃の僕は顔色も悪いし常に耐えてるから表情もこわばってるけど
「でも」
「せめて一度だけでも」
「だけど・・・」
結局。・・・・・・・・その女性を呼び入れてしまった。

最初の3分くらいまでは覚えてる。
「すいません。」「ごめんなさい。」「ありがとうございます。」
を繰り返しながら手コキからフェラしてもらったら1分もたたずにイって、
全然治まらず押し倒してキスして舐めまわしてすぐ突っ込んだ。
女性も嬌声をあげてしがみついてきた。
気持ち良い!!すごい!これなんだ!これが欲しかったんだ!
瞬間的に射精する。
そこで意識が飛んだ。

耐えられなかった。
久しぶりに抱いた女性はすごく気持ちよくて僕は突きまくって責めまくってしまったようだった。
(理性が飛んだので、おぼろげにしか覚えてないけど)何十回したかも覚えてない。
帰ってこないのを心配した巫女さんの同僚が狂乱状態で睦みあってる僕達を発見して1度は戻ったが
さらに2時間経っても戻らないので見に来たら未だお盛んだったらしい(涙)
さすがにこれはおかしいと木偶の坊さんを呼んで止めにかかってもらったが、僕が簡単にぶっ飛ばしたようで。
ちょうどおばあちゃんが帰って来て活を入れられてやっと僕は失神したらしい。
亜衣と麻衣は学校だったので捕り物を見られなく済んだのは幸いだったけど。

結果彼女は倒れてしまった。
一時期は少し衰弱してしまったが幸いにも肉体には全然外傷は無かったそうだ。あれだけすれば、
あそこが擦り切れたり炎症おこしたりするものじゃないかと思うのだけど、そうはならなかったらしい。
逆に全身の肌が若返ったと後日妙な噂になった。
僕としてしまうと何か身体に変化が起きるのだろうか?
ただ僕の「霊力(みたいなの?)」にあてられて心身失調になってしまったらしい。麻薬みたいの効果があるとか。
僕自身が麻薬そのものみたいなものなので、直接お見舞いにも行けなかった。
淫臭気に耐えれるからといって直接肌を合わせてしまうと、淫臭の毒素みたいなもの?を直接浴びてしまうらしい。
もう普通の女性では僕とのHには耐えられない。並みの術者でも呑まれないでいるのは難しいとの事。
当然事を知った姉妹には責められた。
「何してんのよ!」
「ヒロちゃん、辛かったの判ってたけど…大変だったの判ってたけど…だからってこんなっ!」
「忍耐はどうしたのよ!」
「我慢するって言ったじゃない!」
「ちゃんと危なくなったら言えっていったじゃない!」
「けだものかあんたはっ!」
「ひどいよ!」
「ヒロちゃん どうしちゃったの?約束は?」
「ショックだよ・・・・ヒロちゃんがこんな男の子になっちゃったなんて・・・・・」
ボロクソに言われまくった。すごい痛い。
でも弁解のしようもない。
昨日まであんなに心配してくれて、こっちも頑張るよと約束してたのに
いきなり僕は裏切って彼女達が子供の頃からの身内ともいえる親しい女性に乱暴してしまったんだ。
しかも彼女は倒れて寝込んでしまった。怒るのは当り前だ。
しばらくしたら彼女も復調するようだけど、約束を破ったうえ、合意のうえとはいえ寝込むまで襲って犯ってしまった。
彼女は回復後、九州の縁戚に移籍する事になった。しばらくは姉妹とも会える可能性は少ないだろう。
全部僕が悪い。
土下座しようとしたら天津のおばあちゃんに止められた。
「それぐらいにしておきなさい」
「「・・・・・・・・・・」」
「一応合意の上であった事だし、男性が欲望を耐えるのはわれわれ女性にはわからない苦痛のようだし」
「ほんと判んないよ。」「まったく。」
麻衣が不思議そうに尋ねてくる。「・・・そんなにつらいの?」
「たとえるなら・・・」
「「例えるなら?」」
「・・・絶対に少しでも騒いでも叫んでもいけないのに、
 お風呂場で突然大きな蜘蛛や蛾が部屋中に落ちてきたような感じ・・・かなぁ」
我ながら変な例えかもしれない。(昔からよく僕の例えは変だって言われるけど)
でも『理性飛んで飛び掛かっちゃう』のは精神的な我慢というより生理的に「うわあっ」と
暴れそうだけどしちゃいけないっていう種類の我慢のような気がするから、こんなところじゃないだろうか。

顔を上げると3人共見たこともない深刻な表情をしていた。


そして
手淫が復活した(情けない・・・)要は元の生活に戻った訳だけど
〔我慢は身体に危険過ぎるので出しまくって良い。むしろ出して解消しなさい。〕というなんとも恥ずかしいお墨付きを貰った。
しかも他人の家の居候の分際で・・・
日がな一日木偶の坊さんが購入してきたH雑誌やビデオを見てナニを擦る一日。
(しかし何故か木偶の坊さんの趣味は緊縛系…合わない…)
馬鹿みたいだ。でも1日10回以上出しても全然すっきりしない。
やはり女性を知ってしまったせいなのか自分の手の刺激では全然興奮しないし。治まらない。
出したらすっきりするはずなのに、全然そんなことがなくって、日々徐々に体が熱くなってきてるのを感じて焦る。

木偶の坊さん曰く『若は雑誌やビデオには全然興奮しない実物のみに興奮するお人でした』
女性と直にしないと解消できないのだろうか・・・?そんな嗜好 受け継いで欲しくなかった・・・・

女性が僕の部屋を訪れる時は必ず「今、よろしいですか?」と伺ってからしばらく待つようになった。
屋敷中の皆に僕が部屋で何してるのか事情を伝えられてるらしいのがすごく恥ずかしかった。
亜衣や麻衣にこれをされるのはものすごく恥ずかしかったし
毎日出した大量のテッシュの固まりを臭いが部屋に篭らないようにとビニール袋に詰めて
そっと人目を忍んでトイレに流しに行くのはかなりのスリルと情けなさを味わった。

色々射精を促す為にものすごい蔵書やビデオを見て、知らない体位や女性の責め方とか技法とか
女性の知らない面とかの知識だけがどんどん増えていく。
うれしいやら、情けないやら、空しいやら。・・・・・・こういうのも耳年増になるんだろうか?
逆に「ああ、亜衣にこんな事してみたい。」「麻衣にこんなことしたらどんな反応するだろうか」とか
妄想のバリエーションがすごく増えてしまって、後で二人に顔を合わせづらくなって大変困った。
部屋の一角がものすごい蔵書の山になっていて我ながらこれで僕の人生良いのだろうかと唸る。
たぶん日本中見ても僕くらいの歳でこんなにも多くのHな資料(オカズ)に
囲まれてる男の子はいないんじゃないだろうか?情けない自慢だ。

たいして好転もなく僕的には悶々とした日々が続いていくが、
姉妹には面白くないらしく食事の時等に顔を合わせたら嫌味を言われる。
「まあー良いご身分よね。」
「・・・・」
「お姉ちゃん そんな。ヒロちゃんだってつらいんだから。」
「だからって一日中部屋に閉じこもってHな雑誌やビデオ見てるのをあんたは誉める訳?」
「えー・・・っと・・・・・・かなり嫌かも。」
そりゃそうだ。僕だって友達が学校来ないでこんな生活していたら呆れる。
おまけに「耐えられるようになろう」「頑張ろう」と約束したのに耐えきれずに裏切ったのだから腹が立つのも当然だ。
会わせる顔がないけど、食事は一緒にしよう。という決まりなので毎回嫌味に絶えなきゃならない。
眼を合わせられない。言い返せる立場じゃない。
僕はすっかりしょぼくれているんだけど姉妹の怒りは収まらず容赦なかった。
げんなりして膝をかかえて落ち込もうにも勃起が邪魔して集中できず、
ため息つきながらシコる自分がこれまた情けなかった。

数日後、天津のおばあちゃんがすごい美少女を3人連れて来た。
なんでも天津との交流のある京都の高い能力者の血筋だそうで、
年中勃起状態で人前に出るのは恥ずかしいんだけど座敷に呼ばれて挨拶をさせられた。
そこでおばあちゃんが言う
「この娘さん達が宏樹殿の鎮めを手助けをして下さると申して下さいました。」
「・・・・・・・・・・・・・・はい?」

4話 了。



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