《めざせ!亜衣・麻衣と3Pでイカせまくり。中出ししまくって30連発》
  

《2話 退院までA》

 数日経った。怪我はすごい早さで治りつつあって、もう杖も包帯もなくなった。
でも勃起は治らないまま。
そしてあいかわらず僕の勃起からは先走りが漏れ続けてる。
どうしたんだろう?
こいつが媚薬臭みたいなのを振り撒いているのだと知ったのは 
ある晩から当直の看護婦さんと、とんでもないHな関係になってしまったからだった。

何故か僕は看護婦さん達に人気があった。
まあ病院っていってもじいさん、ばあさんばっかりだし、若い男は面白いんだろう。
僕は亜衣麻衣との関係とかで、からかう材料はあるし
なんといってもこの妙な勃起が知れ渡って散々からかわれる毎日だった。
「今日も元気〜?こっちも元気〜?おおっ?あははっは。」とオープンに聞かれる事の恥ずかしい事。恥ずかしい事。
『エロ樹君』と命名された日には窓から飛び降りようと思ったくらいだ。
何人かで「お姉さん達でお相手してあげようか?」と色っぽくからかわれると本気かと、どぎまぎして困るし。
ついでと相談しても皆こんな症状は聞いた事が無く興味も無いようで直ぐに脱線して
「あの可愛い双子の事いつも考えてるんでしょ。しょうがないエロちゃんだ。」「どっちが本命なの?」と騒がれるオチなんだけど。

次に話題になったのは僕から…というかどうやらこの勃起と先走りから
妙な刺激臭がしているらしい事だった…
「変よね?」「うん。まあ嫌な臭いじゃないけど…でもこれって…」「あ・・・あんたも?」
「何?何?知ってるの?」「いや…たぶん関係ないし」「うん。気のせいでしょ」
・・・何か心当りがありそうなんだけど気まずそうに誰も応えてくれない。

そして・・・・
その夜、就寝時間の見廻りに来た看護婦さんは結構仲が良かった人で、よくからかわれてたりした人だったんだけど
点呼の挨拶後、雑談した時に例の臭いの話になって、くんくんとふざけて嗅がれていたら段々様子が変になっていった。
僕のベットの端に座り込んで顔を紅潮させて急に色っぽい声で尋ねる。
「宏樹君・・・今もキツイの・・・あそこ?」
「え・・・?あ・・・・ま、まぁ・・・」
そう言いながらにじり寄って来て、僕の太腿を撫でる。
ぞくぞくっ と何か背中に走る。
びっくりすると同時になにやら夜中、一室に二人きりという状況を自覚して急に胸がどきどきしてくる。
「あ、(うおっ ぞくっと来たよ)いや、あの?」
「じゃあ・・・・私が楽にしてあげましょうか?」
そういってシーツの中に手を差し入れてズボンの上から僕の股間を
すっ
と撫でた。
「あうっ?」
飛び上がって何を?と言おうとしたら、目の前に顔があって唇を塞がれた。
「!!!?」
しかも速攻で舌が入りこんで来て口内を舐めまわされる。
(ななんあ!!あ?)
初めての感覚にくらくらしして思わず逃げそうになるところを左手で頭を抱えられ口内を舌で蹂躙された。
「!!っ・・・んんっ・・・・んーっ?」
「ぷはっ・・・舌を出してからませてみて?」
「?」
そういって再度唇を合わされ舌が入り込んでくる。
最初はびくついていたけど、舌をからませ合うと興奮して頭がかーっとしてくる事を知って僕は夢中で舌を絡ませた。
その間も看護婦さんの右手は僕の股間を撫でまわし。握り、擦り。責めたてる。
(うわ、うあっ。あああっあ?まずい。)
あっという間に射精感が昇ってきて焦って股間を撫で回す手を押えようとするけど舌を吸われて力が入らない。
「んっんん?んんん〜っ!」
じたばた焦りだす僕に看護婦さんは
「…良いのよ。出してごらんなさい?」
「!!?っ・・・・・んん?んーっ!んんーっ!!!」
・・・・・僕は口を吸われ股間を撫でまわされて、あっという間にズボンの中で射精してしまった。

初めての経験としてはあまりにもすごい体験だった。暴発して落ち込む僕にかまわず
看護婦さんはズボンを脱がし放出した後も硬度を変えない僕の肉棒にうっとりとして顔を寄せしゃぶりだし
あっという間に僕は二度目を彼女の口内に放ってしまった。
「はっ・・・・はっ・・」
たて続けのショックで顔を覆って息を必死に整えてると、
それでも何故か硬度の全然落ちない僕の男根に待ちきれないように彼女は乗りかかって来た。
 興奮した表情で
「知ってるわよ…ずっと・・・・辛いんでしょ?・・・・・お姉さんが楽にしてあげる。ほらっ…んんっ。」
「!っ・・・・・あっ・・・・っ」
(うあっ?なっ?)
ずぷっ ぬるりっ・・・・
「あうんっ!」
「くあっ・・・・っ」
僕の肉棒が暖かい粘膜に包まれる。
(は、入ったの?入ってる?すごい・・・・暖かい・・・・これが・・・」
自然と腰が動く。
「ふっ・・・うんっ 」
看護婦さんが僕の胸に手をつき、いやらしく腰を振り始める。途端に僕の肉棒が彼女の蜜壷で擦られ快感が広がる。
(うあああ?な、何だ?すごい気持ち良いぞ?何これ?)
「あんっ はっ あっ…あっ」
じゅぽっ じゅっ 
(これが・・・これがSEXかっ・・・すごい、すごい。すごいぞっ)
僕の上で彼女が跳ねる、その度に無意識に僕の腰が迎え撃つように動く。
以前本当にこんなの大きいのが女性の身体に入るのかと考えていたのが今現実に目の前で簡単に出入りしている。
すごいショックとそれと同時に沸いてくる想像以上の快感。
いい、いいぞ。
「き、気持ち良いっ!」
「うあああんっ・・・・い・・・イク・・・・・もうイキそうっ・・・」
「!・・・っ」
その言葉を聞いて更に頭が カーッ となる
(イク?イクって?絶頂?僕ので?今?す、すごいぞっ)
興奮して夢中になって腰を突き上げる。強く何度も何度も突き上げる。
じゅっ くちゅ じゅ 
合わさった股間から淫卑な音が響く 
その度に看護婦さんは
「ああああっ・…だめっ・・・もうだめっ・・・すごいっ」と嬌声をあげる。
(いけっ・・・・いけっ!)
「うああああっ!いっ!いくううっ!!」
びんっ!と反り返ったまま、動きが止まって・・・・僕は初体験で女性の絶頂する姿を見た。

止まらなくなった。
僕は二時間以上腰を突き上げまくった。その間、この看護婦さんは数え切れないくら昇り詰め絶頂した。
二人共全身汗だくで下半身はびしゃびしゃだ。それでも勃起は治まらない。
彼女が僕の胸に顔を乗せながらつぶやく。
「神野君って・・・何か素敵な臭いがするのね・・・」
「はっはい?」
(何だろ?そういえば見舞いに来た女子が確か変な臭いがするとか何とか…)
「堪らなくなっちゃう。・・・ほら、ね?」
そういって腰を振り始める看護婦さんに僕は思わず腰を突き返し我を忘れ…気がついたら朝方になっていた。

初めて体験した快楽につい溺れそうになったけど、それ以上にこの異様な状況を僕は不審には思った。
単純にラッキーな事が起きたというには話が急過ぎるし、出来過ぎてる。
それに冷静になって思い返すと看護婦さんの目はちょっとイッてしまっていて怖かった。何かあったのかも?
でも迫られるとつい抱き返して犯ってしまう。
その後 二日連続で彼女は深夜にやって来た…迷いながらも快楽の欲求に負けてつい乗ってしまう。
しかし彼女の変貌ぶりはあまりにも異常で怖い。失礼な言い方かも知れないが色狂いとかになってしまったようにも見える。
何か薬でもやっているのかと本気で疑ったくらいだ。
三日目は何と昼間に迫ってきて病室から抜け出してリネン室(布団部屋)でしたり
その夜には勤務外で来る筈がなかったのに 忍んで病室にやって来た。
「忘れられないの。この臭いが…君が…」とはありがたい、嬉しい言葉だったけど目つきがおかしくなってて恐怖が湧いた。
「もしかしてこの臭いが何か変な状況を起こしてるんじゃないのか?」と気づいた時には遅く
その夜ドアを開けた看護婦さんは3人に増えていた・・・・・

それからというもの環境が激変した。
とにかく女性が寄って来る(酔ってくる)さりげなく皆が色目というか、廻りに来た女性が皆そんな妙な感じになってくる。
つい何人かとしてしまい。後戻り出来なくなって、どんどん相手が増えてくる。
看護婦ハーレム状態といえるかもしれないけど、僕にも好みってのがあるし
流石に体重100kg以上ありそうなおばちゃんとかに(そういう趣味の人を否定する訳じゃないけど)
うっとりした顔でせまられるのは勘弁して欲しい。ブスもばばあも関係なしじゃないか。

異常なのがそれでも勃起が全然治まらないって事だ。さすがに青くなってきた。
相談しようにも相手はいないし看護婦さんについでと聞いたら咥えてくる。いや、だから違うって話聞いてくれ。
 だんだん母親まで変な感じになってきたので恥を忍んで天津のおばあちゃんに相談したら
母さんに何とか取り成してくれたようで、早々に退院して二人の神社に下宿(非難)する事になった。
おばあちゃんによると、やっぱり原因はこの臭いらしい。
この臭いが媚薬のような効き目を出し女性が酔っ払ってしまい僕に迫ってくるようだ。
問題はこれが麻薬みたいな効き目で女性の精神を侵し性欲しか考えられなくなってしまう危険性があるという事。
何故か天津のおばあちゃんと亜衣・麻衣だけは女性なのに僕のそばにいても全然平気らしい。
天津家の人は闘争していた連中がこういう麻薬みたいの?を振り撒く連中だったらしく 耐性があるみたいで
僕は薦められて感謝しつつ強制退院をしてしばらく天津家に下宿させてもらう事にした。

だけど天津家に厄介になる前に先に確認しておかなきゃいけない事がある。
これを確認して置かないと気持ちの整理がつきそうにないから・・・


  亜衣が見舞いに来て二人きりで一息ついてた時に僕は話しかけた。
「そういえば・・・」
「何?」
「このあいだの事なんだけど・・・」
「!っ・・・・・・うん・・・・」途端に元気の無くなる亜衣。
「改めて・・・謝る。ごめん・・・ちょっと言い過ぎた。」
「・・・あたしの方こそ・・・・ごめん。無神経だった。」
「まあ…しょうがないよ。亜衣にとってはそんな大した事じゃなかったんだし…気がつかないのも…しょうがないよ。」
(言っててかなり情けないけど、これ以上亜衣を傷つけたくないしなぁ)
「・・・そ・・・・」
「僕が嫌だったのは、亜衣にとっては僕ってその程度の存在だったんだって事が判って・・・
 あんな言い方しちゃったんだ・・・ごめん。自分勝手だった・・・(あぅ、この言い方も嫌味っぽいなぁ)・・・」
「あ、イヤ。でも宏樹の事 何とも思って無い訳じゃないのよ?あんなに仲良かったんだし
 それに…最近はそれ以上に色んな事があって・・・」
「うん。・・・(それ以上か…はは)」
確かに変な連中と闘争してて身の危険があったんだから それどころじゃなかったんだろう。
でもだからといって自分の事がすっかり忘れられてたっていう扱いが嬉しくなるはずもない。
暗い表情で亜衣が告白する。
「あれから・・・・色々考えた・・・あの後宏樹が全然連絡寄越さなくなったの・・・その所為だったんとか初めて気づいたり…」
(そりゃ気づいてなかったんだろうなぁ・・・・眼中になかった男なんだから・・・)
僕は苦笑いするしかない。
「それは別に・・・・亜衣の所為ではないでしょ。勝手に避けたのは僕自信の問題だし。
 二年も逃げてたくせに再会して鬼麻呂さんの事聞いた途端、八つ当たりするなんて
 僕だってどの口で言うんだってやつだし、自分勝手でこっちも悪かったんだよ。」
「それはそうだけど…」
がく。
(うあっ・・・・・・・あっさり肯定されるのも 何かくるなぁ…はぁ)
なるほど、男嫌いってだけあって基本的に男の立場で物を考えるって発想自体がないから
どう言ったら男が傷つくって気が付かないんだろうなぁ。
何か聞けば聞くほど傷口を広げられるみたいで危険だ。僕は話を本題に変えた。
「その鬼麻呂さんって人とさ・・・」
「・・・ん?」
「亜衣は・・・・付きあっていたの?」
「・・・・・・・・・・・は?」あっけにとられたような亜衣の表情
(あれ?違うのか)
「・・・・・・・そんな事ある訳ないじゃない。」
「ホントに?」
「当たり前でしょ。何であたしがあんな『すけべ小僧』と。」
「・・・・・・そっか・・・良かった。」
「まさか・・・あんた妬いてたの?」
「いや・・・・だって、この前「今度は守るから」って辛そうにこぼしてたし。」
「!っ」
「ごめん・・・聞いちゃったんだ。」
「・・・あれは責任が取れなかったので落ち込んでただけよ。亡くなった事は確かにショックだったし・・・
 でも、別にそういう変な感情持ってたりはしなかったわよ。出来の悪い弟みたいな奴だったし。」
「そうなんだ・・・・良かった・・・・ってごめん。亡くなった人の事。」
「うん・・・・・・じゃ、本当に妬いてたんだ?」
「う・・・そりゃ・・・前に告った娘が違う人の名前呼べば気になるじゃん。
 しかも、その人は僕の中にいて、僕に向かって『守るから』なんて言われると複雑だよ。」
「・・・・・う・・・ん。」
「男は嫌いって言われてから会わなくなったのに、あんな事言うから変わったのか、特別な人が出来たのかって
 かっとなっちゃったんだ。・・・ゴメン」
「いや・・・あたしのほうこそ全然気付いてあげられなくって…」
僕達は頭を下げ合った。
こういう話題はお互い慣れていないせいか妙に気恥ずかしい。でも。
「もうついでに聞いちゃうけど・・・・今他に好きな男っているの?」
「いないわよ。男は嫌いって言ってるでしょ。」
「じゃ、鬼麻呂さんは?」
「だからあいつは出来の悪い弟。男以下。」
「じゃ・・・僕は?」
「・・・・・・・・・・・・・宏樹は宏樹よ。」
よく判らないけど一括りの男と同じではなくって一応それなりに特別な存在とは思ってくれてるって事だろうか。
ここで止めても良かったんだけど、2年も悩んでたんだ。この際だから思い切ってしっかりと確認したい。
「それは・・・僕を嫌いじゃないって事で良いんだよね?」
「あたり前じゃない。何であんたを嫌うのよ。」
「・・・・じゃ、「男として好き」とまではいかなくても、好かれてはいるって思って良いのかな?」
「そ・・・・・・うっ・・・・・」
男嫌いと公言してるのにさすがに自分の矛盾に気づいたのだろう口篭もる。
唸る亜衣をじっと見てると顔を背けて悩みだした。
こういう話題は慣れてないせいが居心地悪そうにしてたけど、何か思いついたのか にやりと笑って
「・・・・そういう変な事聞く宏樹は嫌い。」と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・言いやがった。
(あ、くそ)
「・・・そうだね。僕もあんな古いゲームソフト贈る娘は彼女には嫌だなぁ。」
「あっ こいつっ」
「あはははっ」
顔を赤くして叩くマネをする亜衣に僕は笑い返した。

2話 了。



      
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