キャラクター紹介(五十音順)

 

 

 

 

【淫獣聖戦XYZ】

 

 

 

 

【た行】

 

 

 

 

忠(黒子頭)

 薫が作った人工淫魔の中で、唯一人間並の思考を持って生まれた一体。

 コミュニケーションが取れるだけでなく、薫自身でも複雑な命令が出せなかった黒子や獣人に対し完璧に細かな命令まで出来る黒子頭に薫は大きく喜んだ。しかしその実力は他の黒子と大差なく、瀬馬爺により倒され、拘束されたところで自害する。

 戦に勝った場合の報酬は何がいいかと薫に問われ、名前を望んだものの薫が考えた忠という名が与えられたのは彼の死後だった。

 彼が存在してくれていれば薫はわざわざ邪鬼、淫魔の狂化などという苦し紛れに頼らずとも、あの規模の軍団を完全に制御した上で、勝った場合は那緒達を陵辱とかそういう選択肢も出来たであろうにと考えると悔やまれてならない。

 

 

 

 

ツクヨミ(月読命(ツクヨミノミコト)

 三貴神の末弟。最も世俗に通じ、最も人間を愛しており、姉妹の味方と言える存在。

 ・・・と言えば聞こえはいいのだが、中身は少々オタクの入った元気すぎる子供そのもの。

ずっと前から熱心に天津姉妹の戦いを見ていたのだが、幻舟が死んだ時は神の間にある不可侵の掟を無視し、幻舟の魂を輪廻転生の過程をすっとばして月の眷属である梟に転生させ、更に木偶ノ坊を生き返らせるに足る力を一時的に付与するという助け舟まで出してくれていた。正に姉妹たちにとって救いの神である。

 

出会った木偶ノ坊をボーちゃんと勝手に呼び、一度生き返らせたにも関わらず二度目の命懸けでの特攻をした事を叱る。

そして、クイズという最も変な試練を課した。

なんとか正解した木偶ノ坊に、ツクヨミは快く【真の月の加護】が宿った八尺瓊勾玉と、木偶ノ坊には特別にお気に入りのオモチャである白月天槍を授ける。

 

 

 

 

木偶ノ坊

 木偶ノ坊に対しても、XYZでのみの彼を記述。

今回の戦いでは、天岩戸で実は20代で、木偶ノ坊はあだ名で本当は名無しだということが判明。

 生き返ってからは何とか麻衣を救出し、一時退却。再び淫魔の社に戻って来ての再戦ではカーマに一太刀浴びせる事に成功するものの、驚異的な再生能力を見せたカーマに吹き飛ばされた。

 旅館山神では、地元の猟師源爺さんと長湯対決になり、ダウンして部屋に運ばれる。

 

 天岩戸では青年の鬼麿と出会い、罪の意識に苦しむ鬼麿を励ました。

 そして、ツクヨミにかなり好かれた上で試練に合格し、八尺瓊勾玉と白月天槍を獲得。

 その後の旅館では、武神装女の明奈にいきなり告白され、人生初の花がスタート。

 今度は、【生きるため】全力で最終決戦に臨む。

 

 

 

 

 

 

【孕堕の姫】

 

 

 

 

 

 

高持 冴子(たかもち さえこ/サエコ)

 白毛鬼によって鬼にされた女生徒は全て元に戻った筈なのだが、彼女の邪悪さと鬼との相性が良すぎたのか、一人鬼獣淫界に。

 しかもそこで終わらず、邪鬼を従え一軍団を築いている辺りはさすが高持冴子といったところだろうか。

 しかしそんな冴子軍団も所詮邪鬼の群れ、亜衣とカーマの力を受け継いだ息子は相手が悪かった。

 部下の邪鬼が全滅してしまったと見るや、冴子は芝居を続け、夜中になるとカイを己の魅力で骨抜きにし従わせてしまおうと画策。

 ・・・するも、それまたカーマの息子相手では完全に失策。逆に術で複数になったカイに一晩中責められメロメロになってしまう。

 

 孕堕の姫終了時点ではご主人様と性奴隷の関係だったが、カイとアーミィには誰の心もいつのまにか自然と掴んでしまう力があるようで、冴子もまた何度かカイに身を呈して助けてもらう内にいつの間にやらカイに対して本当の忠誠心のようなものが芽生えたり、更には恋愛感情を抱いたりという構想があった。

孕堕の姫がもしメインストーリーとして続いていたら、カイの部下3号としてその妖力と悪智を発揮し、亜衣奪回後は最初はイヤイヤながら亜衣とだんだん仲間意識や変な友情を構築していったりという奇妙な面白展開が見られたとか見れないとか。

 



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