淫獣聖戦 After |
時間は深夜を二時間程過ぎた頃、場所は天津神社の裏手に在る古びた土蔵。 年の暮れに行われる大掃除の時位しか、人が足を踏み入れる事の無いその場所に、今晩は書籍の山を引っ掻き回す少年が居た・・・・・・鬼麿である。 これまでの戦いの中で鬼夜叉童子達の姦計に陥り、女の精を幾らか味わってしまった所為なのだろうか・・・・・・以前より身長も伸び、『子供』から『少年』への変化がその身体には見て取れた。 「おぉっ! こ、これは凄い・・・」 黴臭い古書の山に埋もれていた鬼麿は、一冊の本を右手に立ち上がった。左手は・・・・・・既に熱を滾らせている股間に伸びている。 書庫の更に奥へと足を進める鬼麿が手にしているのは、天津神社に伝わる羽衣伝説に関する古文書であった。勿論、鬼麿の目を奪ったのは達筆で記された数々の伝説などでは無く、色鮮やかに描かれた挿絵の方であった。 若く美しい天女が妖しい笑みを浮かべながら、裸身に薄い羽衣を纏っただけの姿で舞い踊る絵姿に想像力を膨らませ、鬼麿は股間に潜り込ませた左手を蠢かせる。 最近の鬼麿は、胎内に激しく湧き上がる性衝動を持て余していた。身体が成長したからなのか、日に最低三、四回は性を放たねば悶々として夜も眠れないのだ。 そこだけは大人並に、いや、それ以上に成長した男性器を宥める様に軽く扱き上げながら書棚の陰に腰を下ろし、溜まった欲望を処理しようとした鬼麿の耳に微かな物音が届いた。 「・・・んっ?」 (誰か・・・来るのか?) やむなく自慰行為を中断して土蔵の入口を伺う鬼麿の視界に、一人の少女の姿が飛び込んで来た。 (・・・麻衣ではないか・・・・・・しかし、こんな所で・・・一体、何をしておるのだ?) 思わぬ場所に姿を現した可憐な同居人の姿に、鬼麿は無意識の内に息を潜めた。そんな少年の存在に気付く様子も見せずに土蔵の内鍵を掛けた麻衣は、手に丸めて持っていたシーツを床に拡げ、その上に身を横たえた。 (ここで・・・寝るのか?) 少女の不可思議な行動に首を傾げた鬼麿は次の瞬間、その行動の意味を理解した。そして同時にその意識を、衝撃が走り抜ける。 (麻衣が、自分で・・・シテる・・・・・・) 書棚の陰から見詰める鬼麿の視線の先で、可憐な少女巫女はピンク色の可愛いパジャマの上から、自らの身体を弄り始めていたのだった。 ***** (・・・あぁ、こんな事・・・イケナイのに・・・・・・) 鬼獣淫界の淫鬼達に捕われ、数々の性的な拷問をその若い身体に受けて以来、時折耐え切れ無い程の強い衝動が、麻衣の中を駆け巡る様になった。 日毎に育つその欲求を最初は懸命に押し殺していた麻衣であったが、無理矢理にとはいえ既に何度か性の快楽を味わってしまった事も災いし、ついつい己の身体を慰めようと指が動いてしまう。 ここ数日は隣室で眠る姉に気付かれぬ様に、枕を噛んで声を抑えながら連夜の様に自慰に耽っていたのだが、胎内で育つ衝動は収まるどころか更に膨れ上がるばかりだった。 『・・・周りを気にしないで、思いっきり快感を貪りたい・・・・・・』 そんな抑え切れぬ衝動を叶える為、麻衣は皆が寝静まった深夜、この人気の無い土蔵の暗闇に足を運んだのだった。 (ここなら・・・少し位は声を出しても、誰にも聴こえない・・・・・・) そう安心してしまうと、もう快感を覚え始めた少女の欲望は止まらない。麻衣はパジャマの下に手を潜り込ませ、直接熱く火照った肌に触れた。 「んんっ・・・あ、あぁ・・・・・・」 声を抑えなくとも良い安心感の所為なのか、普段以上に強い快感に麻衣はその身を震わせた。思わず漏らしてしまった大きな喘ぎ声に顔を赤らめるが、その響きが更に少女の快楽への欲求を高めるのだ。 麻衣は躊躇する事無く更に指先を進め、ここ数日間悩まされた飢えを満たす為に快感を貪り始めた。 硬くシコリ始めた乳首を指先で摘み、捏ね回す。 太腿から内股へと、その白い柔肌の上で掌を滑らせる。 小さな舌を精一杯伸ばして可憐な唇を湿らせ、湧き出る自身の唾液を嚥下する。 「ん、ふぅん・・・あっ、あぁん・・・・・・」 その恥ずかしい姿を鬼麿に覗き見られている事には全く気付かぬまま、麻衣は自慰行為に完全に没頭していた。 既にパジャマの上着は完全にはだけ、美しい乳房が姿を現している。 麻衣はその幼い表情に似合わぬ程に育った豊かな膨らみを慣れた手付きで揉み上げながら、もどかしげにパジャマのズボンを膝下まで滑らせ、そのまま淡いブルーの下着の中に右手を潜り込ませ、早くも蜜を溢れさせる秘所へと指先を沈める。 「んぁっ、はぁんっ!」 背筋を駆け抜ける快感に大きく裸体を震わせながら人差指で秘裂を擦り上げ、同時に親指の腹でプックリと膨らんだ真珠を捏ね回す。 クチュ、クチュクチュ・・・ 溢れる蜜が指先に絡まる音が響く度に少女の腰は淫らにうねり、豊かな乳房が波打つ様に揺れる。待ち望んでいた瞬間がやっと訪れた喜びに、濡れた唇から涎を滴らせながら快感を貪る麻衣。 何時の間にか蜜壷の入口を掻き回す指は二本に増え、限界近くまで硬くなった乳首を弄ぶ指先にも力が入る。 「あっ、あんっ・・・あぁ・・・気持ちイイよぉ・・・・・・」 身体を鋭く駆け抜ける快感を改めて口にする事で、少女の官能は更に高まっていく。 腕に纏わり付く邪魔なパジャマの上着を脱ぎ捨て、強く瞼を閉じ、唇を噛み締めて快楽を味わう。 その姿は強烈な淫靡さと共に、崇高な何かをも感じさせた。 (あぁ・・・アソコが、気持ちイイ・・・・・) 自然に仰け反ってしまう身体を震わせながら、麻衣は更に貪欲に快感を貪ろうと試みる。 「気持ち、イイのぉ・・・・・・オ・・・・・・オマンコ・・・あ、はぁっ!」 普段なら聞くだけで顔を赤らめてしまう様な淫語を思い切って口にした瞬間、少女の全身を凄まじい快感が走り抜けた。 (す、凄い・・・) 一度その味を知ってしまった少女は、その欲求に歯止めを掛ける事が出来なくなっていた。 「あっ、はぁん・・・オマンコ、気持ちイイ・・・麻衣の、オマンコ・・・熱いよぉ・・・・・」 秘所から湧き出る愛液を激しい指先の動きで飛び散らせながら、焦がれていた快感を存分に味わう麻衣。 既に少女の意識は、完全に雌の本能に支配されていた。 ***** (あぁ・・・麻衣・・・・・・) 一つ屋根の下で共に暮らしている美少女が淫語を発しながら身悶える痴態を覗き見て、鬼麿も激しく沸き起こる興奮に身を震わせていた。 以前にも一度、この少女が自慰に耽る姿を覗き見た事が有ったが、あの時よりも二人の間の距離は近い。 喘ぎ声だけでなく、少女が自ら指先で秘所を掻き回す淫靡な音さえもが鬼麿の耳に飛び込んで来る。更には少女の身体から立ち込める淫靡な香りが、少年を嗅覚からも刺激するのだ。 昂ぶる鬼麿は自らも気付かぬ内に、自慰行為を再開していた。 視線を淫らに身悶える少女巫女の裸身に釘付けにして左手で張り詰めた己のモノを激しく扱き上げると、可憐な少女の痴態を覗き見る行為で既に限界近くまで昂ぶっていた少年の欲望は、あっという間にその頂点に達する。 ビュッ、ドビュッ! その大きさに思わず鬼麿が身を竦めてしまう程の音を立て、溜め込まれた大量の精液が袴の中で迸る。 (くぅ・・・気持ち、良い・・・・・) 左手を濡らし、同時に太腿を垂れ落ちていく己が迸らせたモノの熱さに大きく身震いした鬼麿は、脱ぎ捨てた袴で汚れた手を拭う。 しかしその行為を行っている間も、麻衣の痴態から一時も目は離せないのであった。 ***** 覗き見る鬼麿の激しい射精とほぼ同じタイミングで、覗き見られている麻衣も快感のゴールに近付いていた。 その細い指先が妖しく股間で蠢き、蜜壷の襞を早いペースで擦り上げる。 (あぁっ・・・イク・・・・・・イクッ!) 「ん、はあぁっ!」 一際高い嬌声を上げ、ついに少女は待ち焦がれた性の絶頂へと辿り付いた。 少女の美しい裸身が快感に激しく仰け反り、二本の指を咥え込んだ蜜壷が断続的に収縮する。 (・・・気持ち、イイ・・・・・・あぁ・・・でも・・・・・・でも・・・・・・・・・) 麻衣は激しい快感の余韻に震えながら、自分の中に満足ではなく、更なる渇望が生まれて来るのを感じていた。 (もっと・・・もっと・・・気持ちイイ事・・・欲しい・・・・・・) 少女の指先が再び妖しく蠢き始めるまで、大した時間は掛からなかった。 ***** (麻衣も・・・まだ、足りんのか・・・・・・) 明らかに一度絶頂に達した少女が淫らな行為を再開させる姿を見て、まるで誘われるかの様に鬼麿は立ち上がり、新たな興奮を昂ぶらせながら少女に近付いていく。 その裸の下半身では、先程精を放ったばかりの男根が既に力を取り戻し掛けていた。 「んっ・・・あぁん・・・は、あぁん・・・・・」 キツク目を閉じて官能の海を漂う麻衣は、そんな少年の行動に全く気付かない。ひたすら自分の身体を弄り、夢中になって渇望していた快楽を貪る。 溢れた蜜に股間を光らせて横たわり、その右手の指先を妖しく蠢かせる少女に背後からゆっくりと近付いていく鬼麿。 決して足音を潜めていた訳ではなかったが、再開した自慰行為に夢中の麻衣は鬼麿の接近に全く気付けないでいた。 「ん・・・く、ふぅん・・・あっ、は、あぁ・・・・・・」 鬼麿の耳に届く切なそうな喘ぎ声は、依然少女が官能の中に深く身を委ねている事を示している。 その甘い調べに誘われる様に手を伸ばしながら、鬼麿は淫らな表情の中でも可憐さを失わぬ少女の名を無意識の内に口にしていた。 「・・・麻衣・・・・・・」 「・・・!」 不意に自分の名前を耳元で呼ばれ、麻衣の意識は淫靡な夢心地から現実へと一気に引き戻された。 「だっ・・・」 (誰?) 慌てて見開いた瞳に良く見知った少年の姿が映し出されるのと同時に、伸ばされた鬼麿の指先が蜜の溢れる少女の秘所に触れる。 ジュン・・・ 「はぁ、んっ!」 自分で行うモノとは明らかに違う種類の快感が少女の胎内に湧き上がり、麻衣は思わず喘ぎ声を漏らしながら、その無遠慮に蠢く指先を挟み付ける様に太腿をキツク閉じた。 (な、なんで・・・鬼麿様が、ここに・・・・・・もしかして・・・・・・見られてた!?) 鋭い快感に意識を侵されながら、事態を悟った麻衣。一瞬にしてその頬が、羞恥と、そして快感の為に赤く染まる。そんな少女の身体から一瞬だけ力が抜けた隙を突く様に、張りの有る太腿に挟み込まれた指先を鬼麿がゆっくりと上下させ始めた。 グチュッ、チュグッ、クチュクチュッ・・・ 「ん、はぁん・・・あっ、あっ、あん・・・く、ふぅん・・・・・」 少年の不自由な指先が股間で蠢く度に、麻衣の背筋を快感が走り抜け、意図せぬ喘ぎ声がその唇から漏れてしまう。 「だ、駄目ぇ・・・止めて・・・鬼麿様ぁっ!」 快楽に押し流されそうになる理性を必死に掻き集めて制止の言葉を搾り出した麻衣は、慌てて鬼麿の愛撫から逃れようとした。しかし先程自ら摺り下ろしたパジャマのズボンが足首に絡み付き、立ち上がって逃げる事は叶わない。 這う様な姿勢で何とか少年から離れようとする麻衣であったが、その行動は鬼麿の欲望に支配された視界に、濡れ蜜に塗れた秘所を曝け出す行為となってしまうのだった。 (これが・・・麻衣の・・・・・・) 目の前で揺れる真っ白い尻肉の奥へと、鬼麿は自分の顔を近付けていく。 髪よりも少しだけ淡い色合いの陰毛に隠された秘所を間近に見て、鬼麿は完全に欲望の虜になった。本能に促されるままに、その艶かしい香りに満ちた秘所へと舌を伸ばしていく。 チロッ・・・ 「くっ、ふぅんっ!」 激しい自慰行為にすっかり敏感になってしまった秘所を舐められ、麻衣は先程抵抗の言葉を吐いたその同じ唇から、思わず蕩けそうな喘ぎ声を漏らしてしまった。 そんな麻衣の反応に誘われたかの様に一杯に伸ばされた鬼麿の舌先が、少女の濡れた蜜壺に差し込まれ、その狭い膣内で蠢き始める。 クチュッ、ジュルッ、ジュルルッ、クチュクチュッ・・・ 堪らず溢れ出す愛液を時折啜り上げながら、鬼麿の舌先は麻衣の膣内を存分に暴れ回る。 「んぁっ・・・あっ、はんっ・・・だ、めぇ・・・・・・」 自分だけでは決して得られない快感に、激しく身悶える麻衣。俯つ伏せのままで快感に揺れる尻を高く上げ、もう何も考えられずに鬼麿の舌先が送り込む淫らな刺激を受け止める。しかし、やがてその腕にも力が入らなくなり、四つん這いの姿勢を維持出来なくなる。 耐え切れずに横向きに少女の身体が崩れ落ち、その豊かな膨らみが妖しく揺れて、鬼麿を誘った。 次の瞬間、鬼麿はその魅力的な膨らみの頂上に佇むピンク色の突起にむしゃぶり付いていた。 チュッ、チュルルッ・・・ 「はんっ・・・あぁっ・・・イ、イ・・・・・・」 硬く尖った乳首を強く吸われる快感に思わず麻衣は正直な喘ぎを漏らし、羞恥と興奮に火照った頬を更に赤く染めた。そしてそんな仕草が少年の欲望を、更に熱く滾らせていく。 口に含んだ乳首を尖らせた舌先で突付き回しながら、もう片方の膨らみを揉みしだくと、その豊かな膨らみの中に何処までも沈み込もうとする指の間に挟み込まれた可憐な乳首が、震えて揺れる。 少女の柔らかい肌の感触に夢中になった鬼麿は、その素晴らしさを更に味わおうと麻衣の裸身に覆い被さっていく。 裸の肌同士が触れ合う素晴らしい感触に朦朧となりながら、一層硬く屹立していく乳首を激しく吸い上げる鬼麿。 チュルッ、チュッ、チュウッ・・・ 「んぁっ・・・あっ、あはぁん・・・・・・」 思わず鬼麿の顔を自分の乳房に押し付ける様に抱え込み、いよいよ抑え切れなくなった快楽の喘ぎ声を響かせる麻衣。 (やだ・・・こんないイヤらしい声・・・恥ずかしい・・・・・・) 自分の唇から漏れる、はしたない声を意識する事で、少女の官能は更に高まっていく。一方鬼麿もその欲望に導かれるままに、口に含んだ可憐な突起を舐り、吸い、時に軽く歯を立て、その度に耳に届く少女の甘い喘ぎ声に昂ぶっていく。 やがて先程自慰に依る絶頂に達したばかりの麻衣の官能が、新たに知った快感に再びその絶頂を迎えようとする。 「んんっ・・・あ、はぁっ・・・駄、目・・・・・・あぁっ、駄目ぇっ!」 一際高い喘ぎ声を漏らし、溢れる蜜に濡れた太腿を擦り合わせる様にして、その意識が溶けていく様な幸福な感覚を全身で味わう麻衣。 その嬌声の大きさに思わず乳首から唇を離した鬼麿の視線が、官能の極みを漂う少女の可憐にして淫靡な表情に釘付けなる。 (・・・おぉ、麻衣・・・何と、イヤらしい・・・・・・) 可憐な少女巫女を性の絶頂へと導いた事に若干の満足を覚えながらも、少年の飢えは依然として満ち足りる事を知らない。 そんな鬼麿の視線が荒い息に上下する乳房を経て、溢れる愛液が濃厚な香りを放つ秘所へと辿り付く。その熱く濡れる淡い陰毛の奥に蜜が溢れる入口を見付けた時、激しく燃え上がる欲望の炎が次の行動へと、少年を誘った。 絶頂の余韻にだらしなく開いた太腿の間に躊躇無く自身の身体を割り込ませた鬼麿が、欲望に逸る己のモノを宥める様に手で抑えながら、芳しい香りを放つ入口へと押し当てる。 チュクッ・・・ 「くぅっ・・・」 それだけで先走りに濡れた亀頭に鋭い快感が走り、思わず鬼麿の口から声が漏れる。 「お、鬼麿様っ! それだけは、駄目ぇっ!」 大事な部分に熱いモノが触れる感触に我に返った麻衣は、鬼麿の意図を悟ると必死に声を上げ、腕を突っ張って抵抗しようとする。しかし快感に翻弄されたばかりの身体に、少年の激しい欲望を食い止めるだけの力は残っていなかった。 ただ弱々しく下半身を動かして必死に鬼麿の侵入を防ごうとするが、皮肉な事にその動作によって偶然にも鬼麿のモノの先端が麻衣の入口を捉えてしまう。 ヌ、チュッ・・・ 「あ、あぁ・・・」 大切な部分に徐々に何かが侵入してくる感覚に、凶暴な木馬に処女を散らされた瞬間を思い出す麻衣。その脳裏に、あの時の激痛の記憶が蘇る。 (厭・・・・・・あんな、痛いの・・・もう・・・二度と・・・・・・) 必死に首を振り、あの悪夢の様な出来事の再現を拒む麻衣の姿を間近で見ても、雄の欲望に完全に支配された鬼麿は止まらない。運良く入口に頭を埋めた自分のモノを、その本能に従ってジリジリ奥へと進めていく。 激しい自慰行為と鬼麿の荒々しい愛撫に依って大量に分泌された少女の愛液が充分な潤滑油と化し、少年の欲望を少女の意志に反する様に、その蜜壷の奥へと受け入れていく。 「お、願い・・・・・・もう、痛いの・・・厭ぁ・・・・・・」 そんな痛切な声が響く中、鬼麿は何かに背中を押される様に、少女の狭い膣内に己のモノを一気に埋めていった。 グチュウッ・・・ 「ん、あぁ・・・」 「く、はぁ・・・」 繋がった少女と少年の声が、同時に暗い土蔵に響く。 (えっ・・・何で? あの時のと・・・全然、違う・・・熱くって・・・・・・) 一瞬後、予期した激痛とは明らかに違う感覚に麻衣は戸惑う。 過去に自分を陵辱した木馬の硬く冷たい凶器と違い、今彼女の狭い膣内に収められているのは熱く滾る生き物だった。鬼麿の呼吸に合わせるかの様に時折小さく震え、少年の興奮を直接麻衣の胎内に伝えて来る。 そしてその細かい振動が、麻衣の身体を未知の官能へと誘っていくのだ。 (う、嘘・・・私・・・・・・気持ち、イイ・・・・・・) 既に肉欲に目覚め始めていた少女の肉体は、男の欲望を直接胎内に受け入れるその感覚に、それが始めての経験にも関わらず、確かな快感を意識へと送り込んでくる。そしてその快感は狭い膣内を柔らかく蠢動させ、少年の興奮をも昂ぶらせていくのだった。 (おぉっ! 何という、心地良さじゃ・・・・・・) 自慰などとは比べ物にならぬ程の快感に大きく身震いをすると、鬼麿はその幸福な感覚を更に貪ろうと、雄の本能に促されるままに腰を動かし始める。 「ん、はぁっ!」 隙間無く密着した腰に敏感な真珠を擦り上げられ、麻衣は抑え切れぬ官能の喘ぎを漏らした。 (あぁ、駄目・・・もう・・・おかしくなっちゃう・・・・・・) 官能に押し流されそうになる麻衣は、知らぬ間に自分の腕が鬼麿の背に回されている事に気付くが、これまで以上の快感に翻弄される自分をもうどうする事も出来ない。 やがて少女の細腰が、少年の動きに合わせる様に動き始める。始めはぎこちなかったその行為も僅かの間に手馴れたモノとなり、それに連れて二人の結合部から漏れる淫靡な音も大きさを増していく。 ズンッ、ジュンッ、ジュンッ、ズジュンッ・・・ 「あん、あ、はんっ・・・ん、あぁっ・・・イイ・・・凄い・・・イイよぉ・・・・・・」 最早快感を貪る事への躊躇を完全に捨て去った麻衣は、その若い肉体を淫らにうねらせ、少年の激しい打ち込みを全身で受け止める。その興奮と官能に染め上げられた美しい柔肌に浮かぶ玉の様な汗が、絶え間無く溢れる愛液と混ざり合い、極上の香りとなって二人の意識を蕩けさせる。 「はぁ、んっ・・・鬼麿様ぁ・・・・・・」 熱い吐息と共に唇から漏れる少女の喘ぎ声に、二人の身体は益々燃え上がる。 目の前で誘う様に揺れる豊かな膨らみに鬼麿が両手を伸ばし、力強く揉みしだく。勿論その間も、腰の打ち込みが止む事は無い。そしてその激しい抽送に応える様に、麻衣の蜜壷は細かい蠢動を繰り返し、鬼麿のモノを奥へ奥へと導いていく。 やがて急なカーブを描きながら絶頂へと向かっていた二人の快感が、その絶頂に達する時が訪れた。 「くっ・・・ま、麻衣っ!」 凄まじい快感の連続に耐え切れなくなった鬼麿が抑え切れぬ喘ぎ声を漏らし、一段と激しい一撃を打ち込みながら、少女の胎内深くに欲望を迸らせる。 ドビュウッ、ビュビュッ! 「んっ、はぁんっ!」 そして鬼麿より少し遅れて、その熱い迸りに膣奥を叩かれる未知の感覚に、過去最高の絶頂に達する麻衣。宙に浮いた爪先が反り返り、同時にその蜜壷が鬼麿のモノを強く締め付ける。 (あぁ・・・私・・・・・・イッちゃったんだ・・・セックスして、イッちゃったんだ・・・・・・) そんな風に心地良い官能の余韻に浸ろうとする麻衣であったが、鬼麿の方は依然その激しい欲望を昇華しきれないでいた。 (・・・まだだ・・・・・・まだ、足りぬ・・・・・・) ビクッ・・・ 「えっ・・・えぇっ!?」 その胎内で再び蠢こうとするモノの感触に、思わず驚きの声を上げる麻衣。次の瞬間、麻衣の腰を掴んだ鬼麿の手に再び力が込もり、激しい抽送が再開される。 「あっ、や、あぁ・・・鬼麿様、止めてぇ・・・・・・」 絶頂に達したばかりの発展途上の膣にその刺激は強過ぎたのか、先程までは感じなかった痛みを覚え、顔を歪ませる麻衣。その両の瞳から、大粒の雫が零れ落ちる。 その涙を間近で目にする事で、人並み外れた欲望の持ち主である鬼麿の意識にも微かに理性が戻って来た。 その晩は既に二度、欲望を放出していた事もあり、鬼麿は何とか腰の動きを止める事に成功した。 そのまま己の欲望を抑え付けるかの様に歯を食い縛り、未練が残らぬ様にと一気に少女の中から己のモノを引き抜いていく。 ズリュッ・・・ 名残惜しそうに熱く滾るモノが胎内から引き出される感覚に、大きな安堵感と僅かな喪失感を感じる麻衣。その瞳に、鬼麿の股間で未だ雄々しく屹立するモノが映った。 (鬼麿様の・・・・・・まだ・・・あんなに、大っきいまま・・・) 暫しの間、つい先程まで自分を貫いていた凶器を見詰めていた麻衣は、そんな自分の行為に強い羞恥を覚え、視線をそこから移した。 移した先に、鬼麿の顔が有った。その唇を噛み締め、今にも泣き出しそうな少年の表情を見た時、麻衣の脳裏を既視感がよぎる。 (この表情・・・最近、何処かで・・・・・・・・・あぁっ!) 見覚えが有るのは、当然の事だった。 それは麻衣が最近毎朝の様に鏡で見ていた、自らの欲望を持て余し、苦しんでいる時の表情と同じモノだったのだ。そしてその事に気付いた瞬間、麻衣は自分でも思いもよらぬ言葉を少年に掛けていた。 「鬼麿様・・・まだ・・・足りないのね?」 そう問い掛ける麻衣の声に、泣きそうな表情のままで鬼麿が頷く。 (・・・やっぱり・・・・・・) 先程までの自分と全く同じ悩みを抱えた少年に対し、その母性本能からか、麻衣の意識の中には一つの欲求が芽生え始めていた。 (可哀想・・・楽に・・・してあげたい・・・・・・) そう思った時にはもう、麻衣の手は未だ少年の股間で逞しく屹立するモノへと伸ばされていた。 ピクッ! 少女の手が触れた瞬間、纏わり付いていた精液と愛液の雫を床に滴らせながら男根が震える。 「うぅっ・・・」 少年が漏らした気持ち良さそうな喘ぎ声が、少女の大胆な行動を後押しする。 「鬼麿様・・・私が・・・気持ち良くして、あげるから・・・・・・」 決心を固めるかの様に呟くと、流石に瞳は閉じたまま、手を添えた鬼麿のモノへと唇を近付ける。 チュッ・・・ 「あぁっ・・・ま、麻衣ぃ・・・・・・」 耳に届く鬼麿の気持ち良さそうな呟きが、更に大胆な行為へと麻衣を誘う。 「あ、む・・・」 その小さな口内に鬼麿のモノを含み、熱く滾る肉棒の表面を濡らしている液体を丁寧に舐め取っていく麻衣。 (これって、鬼麿様の・・・精液と・・・・・・それから・・・私の・・・・・・) そう思うと尚、麻衣の口腔奉仕は熱を帯びていくのだった。 ンチュッ、チュルッ、ジュルッ、ジュルルッ・・・ 「あ、む・・・ん、んん・・・・・・」 甘い鼻息を鬼麿の腹部に吹き掛けながら、麻衣は鬼麿のモノに舌を絡ませる。やがて麻衣が手を掛けている鬼麿の腰が、更なる快感を求めてゆっくりと前後に動き始める。 その動きに合わせる様に顔を動かしながら、窄めた唇で張り詰めた竿を扱き上げると、その極上の刺激に鬼麿のモノがヒクヒクと震える。 (もっと・・・・・・鬼麿様・・・もっと、気持ち良くなって・・・・・・) 初めての口腔奉仕に熱中する麻衣は、自分の官能もまた同時に高まっていくのを感じていた。 膨れ上がった熱いモノが口の中の粘膜を擦る度に、奇妙な興奮が少女の身体を駆け巡るのだ。 本人は気付いていない事だが、その股間からは先程鬼麿が迸らせた精に混ざって、新たに溢れ始めた愛液が零れ始めている。 数十秒後、リズミカルに突き込まれていた鬼麿のモノが大きく震え、同時に熱いモノが少女の口内に迸る。 ビュクッ、ビュ、ビュッ! 「んぐっ・・・んっ、むぅ・・・・・・」 苦し気に眉根を寄せながらも深く咥え込んだ鬼麿のモノを離さず、麻衣は依然その唇で震える竿を擦り続ける。 ビュッ、ピュッ・・・ 更に二、三度、熱い迸りを受け止めた麻衣は、その熱さを口内で感じながら、ゆっくりと閉じていた瞳を開いた。汗の浮いた胸板の向こうに、満足そうな少年の顔が見える。 (鬼麿様・・・嬉しそう・・・そんなに、気持ち良かったんだ・・・・・・) 小刻みに腰を震わせながら快感に目を閉じるその表情を見て、麻衣は自分がその快感を与えた事に不思議な満足感を得ていた。 その心地良さを更に味わおうと、未だ自分の口の中で震える男根を軽く吸い上げてみる麻衣。 チュッ、チュルルッ・・・ 「ん、くっ・・・」 そんな微かな鬼麿の呻き声と共に、尿道内に残っていた精液の残滓が麻衣の口腔に吸い込まれていく。 最初の射精で吐き出された精液と混ざり合ったソレを、少女は思い切ってゆっくりと喉奥へと飲み込んでいった。 ゴクッ・・・・・ 麻衣の白い喉がそんな音を立てた瞬間、その可憐な唇の端から零れ落ちた一滴の白濁液が、汗に光る少女の豊かな乳房へと、流れ落ちていった・・・・・・ |