〜〜5月某日〜〜 <天津屋敷>

 

新緑が眩しい春風の中、その少女はあわてて家を飛び出した。

年の頃は15。母親ゆずりの栗色の長く艶やかな髪を一ヶ所でまとめたポニーテールは肩の高さまであり、風にたなびいていた。

まだあどけなさを残すその顔立ちのなかに凛々しさがあり、どこか人の心をとらえる不思議な魅力を帯びていた。

 

「お母さん、いってきまーーす!」

「ちょっと待ちなさい! 由衣!」

その少女の後を追うように、母親らしき女性が出てきて呼び止めた。

 

「も〜〜う! な〜に? 朝練に遅れちゃうよぉ〜〜!!」

少女はそう言うと、母親の方に振り返って不満げな表情を浮かべた。

 

「『な〜に?』じゃないわよ! あんたまたお弁当忘れてるわよ! それともお昼抜きでいいの!?」

母親はそう言うと、少女の前に布で包まれたお弁当を差し出した。

「あ! てへへ・・・。 ゴメンなさい。」

少女は頭をかきながら、その包みを受け取った。

 

「もう! あんたも高校生になったんだから、もう少ししっかりなさい。 私があんたぐらいの年にはねー・・・。」

その場で母親のお説教が始まった・・・。目を瞑って、娘を諭すような淡々とした口調で・・・。

 

(「はぁ〜・・・。 ま〜た始まったよ、お母さんのお説教・・・。 一度始まると長いんだよなぁ〜〜〜・・・。」)

少女は心の中でそう呟くと、がっくりと肩を落とした。

 

 

〜〜5分後〜〜

 

「・・・大体、あんたこの前だって学校で・・・。」

母親のお説教は尚も続いていた。

(「うぅぅっ・・・、このままじゃ完全に遅刻だよ〜〜(泣)・・・。 ・・・よ〜し! ここはそ〜〜〜っと・・・。」)

少女は母親に気付かれない様にそーっと玄関を出て、そのまま愛用の自転車に飛び乗ると学校に向かってペダルをこぎだした。

 

程なくして自転車のチェーンの音を聞き、目の前に居るはずの愛娘の姿がないことに気が付いた母親は、

おでこのあたりに青い血管を浮かべて、

「ま〜〜〜た〜〜〜!!! あ〜の〜子〜〜は〜〜〜〜〜〜!!!!!!(怒)」

 

<ピカァッーーー! ドォーーーーーン!!>

 

天津屋敷に一筋の雷が落ちた・・・。

 

 

自転車のペダルをいつもより速めにこぐ少女。名を「天津由衣(あまつゆい)」。

誰あろうあの日本を、否、世界を鬼獣淫界の恐怖から救った天津姉妹の長女「天津亜衣」の実の娘である。

 

「お母さん怒りっぽいんだよなぁ〜。 まぁ、今に始まったことじゃないけどさぁ。

 若い頃からキレイだったらしいのに、あれじゃ『シワ』が増えて早く老けちゃうよなぁ〜。」

などとまるで他人事のようなセリフをつぶやく由衣。

亜衣が聞いたら特大の雷が落ちるようなことを平気で言えるところに、彼女の素直な性格(?)が伺える・・・。

 

 

天津屋敷では、亜衣が朝食の後片付けを済ませ、日課として続けている弓の稽古をしていた。

母親となった今でも、その容姿は凛々しく、整った顔立ちは健在だった。

 

ひと通りの稽古を終え、亜衣は掻いた汗を洗い流すために浴室に向かった。

 

頭からシャワーを浴びる亜衣。年齢こそ30代前半になったものの、引き締まったプロポーションを維持していた。

「・・・あの子も、もう15歳か・・・。」

亜衣はそう呟いて自らの左胸をまじまじと見つめた。

亜衣の胸はあの頃にも増して大きくなっており、それに加えていかにも女性らしい「艶」を放っていた。

乳首は、亜衣の性格を表わすように「ツンッ」と天を向いており、その色は鮮やかなピンクで、

とても高校生の娘がいるとは思えないほど綺麗だった・・・。

 

ある一ヶ所に目をつぶれば・・・。

 

彼女の左乳首には遠目からは目立たないものの、近くから見ると薄っすらとした傷があった・・・。

 

時々、亜衣はひとりになると思い出してしまう・・・、16年前のあの忌まわしい出来事を・・・。

 

鬼獣淫界の「淫ら儀式」で受けた恥辱と屈辱を・・・、 あの破瓜の痛みを・・・・・・、 そしてあの瞬間を・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 


 

〜〜16年前〜〜  <天神学園能舞台>

 

<パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!>

静かな板張りの大広間に肉と肉がぶつかる乾いた音が響く・・・。

 

だだっ広いその空間でくりひろげられていたのは、「男女の営み」であった。

男が上に乗り女が下で股をひらいて行う、いわゆる「正乗位」という体勢だ。

 

上に乗っている男は薄っすらと笑みを浮かべながら激しく腰を動かしており、いかにもその行為を楽しんでいた。

しかし女の方はその男の下で苦痛の表情を浮かべており、太腿を閉じたいのだが男が力で強引に割り入っているように見受けられた。

それどころか、女は口に白い布で「猿轡」をされており、両腕を後ろ手に縛られていた。

 

その女こそ、誰あろう16年前の「天津亜衣」であった・・・。

 

亜衣を上から激しく攻めたてている男・・・、名は「カーマ」・・・、鬼獣淫界の漢・・・。

つまり、亜衣はカーマに犯されているのである・・・。

 

「うっ、 うっ、 うっ、 くっ、 くっ、 くっ、」

亜衣は口にはめられた猿轡のせいで言葉を発することができなかった。

しかしカーマの抽挿に合わせて、嗚咽とも悲鳴ともつかない声を発していた。

(「あうっ! いっ、・・・痛いっ! さっきの・・・、 変な・・・、 生き物とは・・・、 比べものに・・・、 ならない・・・・・・、」)

亜衣は心の中でそう思い、自らのホトにそれまで体験したことがないほどの痛みを感じていた。

 

ふたりの結合部には、薄っすらと「赤いもの」が滲んでいた。

この「赤いもの」は亜衣の鮮血・・・、「破瓜の証(あかし)」であった・・・・・・。

 

亜衣はカーマに挿入される数刻前、うなぎの様な「ホト魚」という鬼獣淫界の生物にホトへの侵入を許していた。

しかし、実はホト魚は亜衣の「梅の護符」を引き出しただけで、その最深部までは達しておらず、

亜衣を完全には穢していなかったのである。

 

鮮血は亜衣のホトが完全に姦通されたことを意味し、また同時に亜衣の最初の相手が「カーマ」であったことを証明していた。

カーマは憎き「祖母の敵(かたき)」・・・、亜衣は最悪の男に「処女」を奪われたのである。

 

(「ほぅ、きついな・・・。 これほどとは・・・。」)

亜衣の膣(なか)はいわゆる「カズノコ天井」で、さすがのカーマでも気を許せば一気に達してしまう程の名器であった。

そこでは内襞が絡みつき、そこに処女のきつさも相俟ってカーマのモノに心地の良い刺激を与えていた。

 

しかし一方の亜衣には心地良いどころか、痛みしか感じられなかった。

それは破瓜の血とカーマのカウパーのおかげでようやく挿入が出来ているという状態であった。

 

カーマはそんな亜衣の事などお構い無しに、抽挿を続けた。

上下・・・、左右・・・、斜めに・・・、

勢いをつけて素早く・・・、また時にはゆっくりと・・・。

その欲望のままに亜衣の膣(なか)を楽しんでいた。

 

これにより亜衣の膣(なか)はぐちゃぐちゃに掻き乱され、カーマのモノで内壁は容赦なく削り取られていった。

それに伴い、ホトから流れる出血はさらに酷くなっていた。

(「フッフッフッ、ついに亜衣をモノにしてやった。」)

カーマはその結合部をまじまじと眺め、征服感をより一層高めていった。

 

<グチャ、グチャ、グチャ>

最初は乾いた音しか聞こえていなかった空間に、徐々に粘液の擦れる音が聞こえてきた。

一時酷かったホトからの赤いものは徐々に薄れていき、やがてその中に透明の液体を帯びていた。

 

亜衣の身体は不覚にもその意に反して、カーマのモノに雌として反応していたのである。

そしていつしか、亜衣のホトからは淫らな液が大量に流れ出していた・・・。

亜衣の本能は確実に男を求め、受け入れていたのである・・・。

 

<グチャ、グチャ、グチョ、グチョ、グチョ>

淫らな音は徐々に大きくなり、やがて部屋中に響き渡った・・・。

 

亜衣は、この時が初めての性体験だったので自分が感じているのかどうか分からなかった。

しかしカーマには分かっていた。

自らのモノに触れる亜衣の内襞の感触、そして亜衣の瞳の奥に見え隠れしている雌の本性から・・・、

・・・亜衣が、感じていることを・・・・・・。

 

亜衣のプライドはズタズタに引き裂かれた。

今まで大切に守ってきた処女を散らされ、男を初めて受け入れたという事実・・・。

自らの膣(なか)に刻まれていくダメ−ジ・・・。

そして体の奥底から沸き起こる言い知れない感覚・・・。

これらが相乗効果となり、亜衣の意識は朦朧としていた。

 

その一方で、カーマは頭の中にある考えを巡らせていた。

(「フッ! 亜衣をこのまま昇天させ、快楽に溺れさせるのも一興・・・。 ・・・だが・・・。」)

それは亜衣を絶望のどん底に叩き落すには、これ以上ない陵辱であった・・・。

 

そしてカーマはこれまでにないほどの激しい抽挿を繰り出した。

<グチャ、グチャ、グチョ、グチョ、グチュ、グチュ>

「んっ、 んっ、 んっ、 んっ、 んっ、 んっ、」

亜衣の呼吸は荒くなり、カーマの腰の動きにシンクロするように声が漏れた。

 

そしてカーマが自らのモノを亜衣の最奥に突き込んだ次の瞬間・・・。

亜衣のホトが一気にゆるみ、まとわりついていた内襞がカーマのモノを開放した。

 

ついに、亜衣は初めての絶頂を迎え・・・、イッてしまった・・・!!!

 

その言い知れぬ感覚の中、亜衣は頭の中が白くなり、気が遠のいていくのを感じた。

 

最悪の男にイカされたということ自体、亜衣にとって屈辱であった。

しかし、あるいはこのまま気を失うことが出来ればまだ良かったのかも知れない。

何故なら、亜衣にとって本当の屈辱はこの後に待ち構えていたからだ・・・。

 

亜衣は確かに絶頂に達した・・・。

しかしこの時、カーマはまだ射精していなかった・・・。

亜衣のホトがゆるんだのを感じたカーマは、自ら抽挿を止めたのである。

 

そして目の前にころがっている二つの膨らみのうち、右側のものにしゃぶりついた。

亜衣の乳首は、カーマの挿入に反応して固くなっていた。

カーマはゆっくりとそれに舌を巻きつけてその感触を楽しむと、今度はそれを甘噛みした。

歯と歯ぐきを通して、亜衣の乳首の弾力がカーマに伝わってきた。

 

しかし次の瞬間、あろうことかカーマはそのまま歯ぐきに力を込めると、それを噛みしめた。

 

「んっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?」

 

敏感な部分に鋭い痛みを感じた亜衣の瞳に一瞬にして光が戻り、カーマのモノを包み込んでいるホトが一気に締まった。

 

カーマはこの時を見計らい、欲望の全てを亜衣の膣(なか)に解き放った!!!

「ビュッ、 ビュッ、  ビュッ、   ビュッ、     ビュッーーーーーーーーー・・・、」

 

「んっ!? んっーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

(「なっ! 何!? これ!?・・・ 私の膣(なか)に・・・、 入って来る・・・?、 熱いものから・・・、 さらに熱い何かが・・・!?」)

 

亜衣には最初何が起こったのか理解できなかった。

しかし自らの子宮の奥に放たれた「熱いもの」の存在をはっきりと認識した時、亜衣は全てを理解し、

猿轡をされて言葉を発せないその口で絶叫した。

 

「んっ! んっーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

(「いっ! 嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!!!!!!」)

 

亜衣がお腹の中に感じた「熱いもの」こそ、亜衣が完全に穢されたことを証明するものだった・・・。

(「ああっ・・・! 私の中に・・・この漢の・・・汚らわしい・・・ものが・・・、 私を・・・汚して・・・い・・・く・・・・・・、」)

 

カーマは噛み締めていた亜衣の乳首を口で上へ引き上げた。

 

まるで亜衣の全てを蹂躙したことを、万人に誇るかのように・・・。

 

こうして、亜衣の左乳首にはカーマの刻み込んだ「刻印」が遺された・・・。

 

その痛みの中、薄れゆく意識の中で、走馬灯のように亜衣の頭の中に様々な想いが駆け巡った。

祖母幻舟の言い付けを守らなかったことへの謝罪の念・・・、

亜衣としてのプライドが傷つけられた悔しさ・・・・・・、

女の本能として男に好きなように弄ばれて蹂躙されたという自らの非力さを・・・・・・・・・。

 

(「くっ、 悔しい・・・、 なんで・・・、 なんでこんなに・・・、 非力・・・、 なの・・・、 こんな漢に・・・、 体を・・・、

  好きなように・・・、 弄ばれて・・・・・・、 おばあちゃん・・・、 ごめんなさい・・・、 言い付けを守らなかったばかりに・・・、

   ここまで大切にしてきたものを・・・、 全てあの漢に・・・、 奪われて・・・、 ・・・穢され・・・、 て・・・・・・、」)

 

亜衣の目から、一筋の涙がこぼれ落ちた・・・・・・。

 

<ガクッ・・・>

 

突きつけられた絶望のなかで、亜衣は意識を失った。

 

亜衣の膣(なか)に欲望の全てを注ぎ終えたカーマは、暫しその余韻を楽しんでいた。

 

そして亜衣のすっかりゆるくなったホトから自らのモノをゆっくりと引き抜いた。

 

その瞬間、亜衣の膣(なか)から、「ゴポッ、ゴポッ」という音をたてながら赤いものが入り混じった白濁液が流れ出した・・・。

 

カーマは床に力なく横たわっている亜衣の後ろに回り込むと、両膝を抱え上げて普段の亜衣には決して許されないような

屈辱的な体勢にして、傍らで見守っていた麻衣とスートラの方に向き直った。

 

麻衣の目の前には、だらしなく股を開かされ秘所を全開にされている姉の姿があった。

 

つい数刻前まで穢れを知らずキレイな一本の線だった亜衣のそれは、今では乱暴な挿入によって膣(なか)から内襞がめくれ上がり、

見るも無残な姿に変形していた・・・。

 

そして、その内襞の間からは依然として白濁液と血が愛液と共に湧き出しており、

そこから長い糸を引きながら床に垂れ落ちて赤と白の染みを形成していた・・・。

 

皮肉なことに、亜衣が処女であったことを証明するものは、もはやその床に広がる「赤い染み」だけであった・・・・・・。

 

麻衣は変わり果てた姉の姿を目の当たりにして絶句し、ただ亜衣が不憫でならなかった。

そして、もはやそれ以上姉に目を向けることはできなかった・・・。

 

「ほーっほっほっほっほっほっーーーーーーーーーーーー!!」

 

広い板張りの空間に、スートラの甲高い笑い声が響き渡った・・・。

 

 

 

〜〜それから数刻の後〜〜

 

亜衣は、地獄に等しいその儀式を受け、未だに気絶していた・・・、しかし、

 

「んっ! んやぁぁぁっっっーーーーーーーーー!!!!!

(「いっ! 嫌ぁぁぁっっっーーーーーーーーー!!!!!」)

朦朧とした意識の中、亜衣の耳に聞こえてきたのは・・・、妹、麻衣の悲鳴であった。

 

意識を取り戻した亜衣は妹の危機だと分かると、すぐに助けに向かおうと上体を起こした。

だが、目の前にいたスートラが亜衣の首元に錫杖を突きつけて身動きを封じてしまった。

「動かないでっ・・・! よーく見るのよ!!」

(「麻衣・・・・・・・・・。」)

 

カーマは両腕を縛られながらも抵抗を続ける麻衣を強引に引っぱり、亜衣の足元から5メートル程離れた場所に連れて行った。

そこには、いつの間にか黒い大きな木馬が置かれていた。

その傍らで、麻衣はカーマに両足を後ろから抱え上げられた。

無防備な秘所を漫然と曝されて一瞬顔を赤らめた麻衣であったが、カーマはそのまま麻衣を木馬に跨らせた。

 

そして麻衣の両足に重い「足かせ」が付けられ、麻衣はその場から動けなくなってしまった。

動けば動くほど、両足は左右から引っぱられ、麻衣のホトは木馬の背中に擦りつけられた。

ホトに伝わる木馬のざらざらとした感触に、麻衣は僅かながら感じて、ホトの奥からは若干の愛液が湧いてきた。

そうこうしている内に、カーマは麻衣の背中を押さえつけ、木馬の首筋にその豊満な胸を打ち付つけた。

 

カーマはそのまま木馬の後ろに回り込むと、木馬の尻尾を掴んだ。

「そーれ! 羽衣木馬が空を翔るぞ!!」

カーマがそう言いながら、その尻尾をおもいっきり引っ張っると、

木馬の首の辺りから突起物がそそり立ち、麻衣の胸を愛撫し始めた。

 

自分の胸を突っ突く無機質な物体に嫌悪感を感じた麻衣は、上体を起こして懸命にそれから逃れようとした。

しかしそそり立つ物体からは逃れられず、弾力のある胸は不規則な形に変化して揺れ続けていた・・・。

そのため麻衣の乳首は雌の本能に従い、徐々にその硬度を増していった・・・。

 

その物体は、やがて胸からお腹、そしておへその辺りを突っ突き始めていた。

徐々に下の方に近付いてくるそれに、麻衣は近々自分の身に起こるであろう事態に気が付いた。

何故なら、目の前で上下しているものが出入りしている穴・・・。

それと同様な穴の存在を、木馬の背に無防備に曝け出している自らのホトの真下にも感じとったからである。

(「このグロテスクな・・・、 ものが・・・、 徐々に・・・、 下の方に・・・、 このままいくと・・・、 まさか・・・!?、 やだっ・・・、」)

 

麻衣は亜衣ほど性体験に嫌悪感を抱いてはいなかった。

カッコイイ男がいれば、その男が望むのであれば全てを捧げる気持ちもあった。

しかしそれはあくまでカッコイイ男とのものであり、こんな得体の知れない物にホトを貫かれることではなかった。

 

(「こんな物に・・・、 私の・・・、 『初めて』を・・・、 捧げるなんて・・・、 嫌っ!!」)

麻衣は自らの「貞操」を守るために、足を突っ張って懸命に腰を浮かせた。

そして、そそり立ってくる物体から必死に逃れようとしていた。

しかし両足に吊るされた「足かせ」は必要以上に重く、思う様に身動きがとれなかった。

無情にも重力は麻衣のホトを穴の上に留まらせた・・・。

そして疲れから足の突っ張りがゆるみ、麻衣の腰が沈んだ瞬間、

 

<グッ、 ズブッ、 ズブッ、 ズブッ、>

 

その穴から急に物体がそそり立つと、一気に麻衣の秘所を貫いた!!!

「んっ!?  んっ!!  んやっーーーーーーー!!!  んっ!  んやいっ!!」

(「えっ!?  やっ!!  嫌っーーーーーーー!!!  いっ!  痛ぃぃっっ!!」)

突起物は容赦なく内壁を削り取りながら、麻衣の膣(なか)を突き進んでいった。

途端に麻衣のホトから赤いものが流れ出し、木馬の背から腹を通じて床まで達した・・・。

これこそ、麻衣が乙女に別れを告げた瞬間であった・・・。

 

無機質な物体は麻衣の膣(なか)にとどまり、不規則に蠢いていた。

そして麻衣のホトは、無慈悲に拡張されていった・・・。

 

(「こっ! こんなっ!!  こんなのって・・・、」)

麻衣は最初、初めての挿入の痛みがショックだった・・・。

 

しかし自分のお腹の中で蠢いている物体の存在がはっきりしてくると、

一人の女の子として想い描いていた「夢」を打ち砕かれたことのショックの方が徐々に大きくなっていった。

 

愛撫が足りず、ほとんど濡れていなかった麻衣のホトは固い物体に無理やりこじ開けられた為、出血を増していった。

穢れを知らず綺麗だった麻衣のホトは、先程の亜衣同様に徐々にその原形を留めなくなり、醜く変形していった・・・。

 

その光景を眺めながら、時平は満面の笑みを浮かべて高らかに笑った。

「ほっほっほっ、楽しやなぁ、楽しやなぁ〜。」

時平は、憎き天津姉妹を陵辱の海に叩き落とした喜びに打ち震えていたのである。

淫魔大王、カーマ、スートラの三人も薄っすらと不敵な笑みを浮かべていた・・・。

 

(「麻衣ーーーーーー!!!」)

その様子を見守ることしかできなかった亜衣は、心の中で妹の名を叫んだ。

 

数刻前、カーマによってぐちゃぐちゃにされた亜衣のホトは、精液と血と愛液が乾いてガビガビになっていた。

しかし、その奥からは未だに白濁液が少しずつ湧き出していた・・・。

 

この時の亜衣の頭の中は、目の前で苦しんでいる麻衣を助けられなかったという「懺悔の念」でいっぱいであり、

自分の膣(なか)に「精液」が残されているという事の重大性にまでは頭が回らなかった。

 

『亜衣の膣(なか)にカーマの精子が残されている・・・。』

この事の本当の意味に亜衣本人が気付くのは、それからしばらく先のことである・・・。

 

 

酷い陵辱を受けた亜衣と麻衣であったが、この後息を吹き返した木偶の坊に助けられた。

新たな羽衣の力を得た姉妹は、カーマとスートラを撃破して鬼夜叉童子を鬼獣淫界共々封じ込めることに成功した。

そして淫魔大王を鬼麿に戻し、世界に平和を取り戻したのである。

 

その後、亜衣達四人は焼け落ちた天津屋敷の近くに古い民家を借りて一時的に身を寄せていた。

そしてボロボロになった街の復興に尽力していた。

その為、先の戦いで命を落とした祖母幻舟や天神子守衆の葬儀も先延ばしにされており、

結局それが執り行われたのは、それから二ヶ月後のことであった・・・。

 

葬儀には別の天神の御社から、天神子守衆が手伝いに来てくれていた。

麻衣や木偶の坊、そして鬼麿さえも葬儀の間中ずっと泣いており、悲しみに暮れていた。

 

亜衣も涙を流し、亡くなった祖母達に対する様々な想いが胸の中に去来していた。

自分達にもっと力があればという懺悔の念、そして今までのことに対する感謝の念を抱いていた。

「ごめんなさい、おばあちゃん。 でも、おばあちゃん達のおかげでここまでがんばって来れたの・・・。」

そしてその恩に報いる為にも、未来に対して前向きに突き進んで行くことを誓った。

「これからは、みんなの分までがんばって強く生きていきます・・・。 見ていて、おばあちゃん・・・。」

亜衣は、もうこれ以上泣かないことを心に決めた・・・。

 

 

その葬儀の夜、亜衣達は天神子守衆と共に夕食をとっていた。

かつては笑いに満ち溢れていた食卓であったが、今では寂しく静かな雰囲気に包まれていた。

さすがの鬼麿も、その重苦しい空気に押し潰されて口数は少なかった。

上座には亡くなった人達の食事も用意され、その中央に幻舟の遺影が静かにたたずんでいた・・・。

その写真の顔は満面の笑顔であり、姉妹に優しく微笑みかけていた。

 

亜衣はそれを見ながら、楽しかった日々を思い出していた。

と同時に、なくしたものの重さを実感していた・・・。

生命は一度失ったら二度と取り戻せない、尊いものであるということを・・・。

 

食事を済ませた亜衣は、お風呂に入ってから寝室に向かった。

このところ葬儀の準備などで寝不足ぎみであり、体調が優れなかった亜衣は早く休むため布団に入ろうとした。

しかし次の瞬間、突然気分が悪くなり、吐き気を催して洗面所に駆け込んだ。

 

その様子を隣で見ていた麻衣が、心配そうに駆け寄ってきた。

「どうしたの!? お姉ちゃん!」

「・・・大丈夫よ、ちょっと気分が悪くなっただけ。」

「でも・・・、どこか悪いんじゃ・・・!?」

「大丈夫だって。 最近ちょっと忙しくて、疲れが溜まってるだけよ。」

「そう、それならいいけど・・・。 とにかく今日と明日くらいはゆっくり休んで。」

「ありがとう、麻衣。」

亜衣はそう言うと、麻衣と共に寝室に戻って行った。

 

 

翌朝、亜衣が目を覚ますと隣で寝ていた麻衣の姿は既になく、台所で何か仕事をしているようだった。

昨晩、麻衣に休むように言われた亜衣であったが、持ち前の責任感の強い性格から何か手伝おうと体を起こした。

しかし次の瞬間、また気分が悪くなり洗面所に駆け込んだ。

 

寝室から駆け出す足音を聞いて、麻衣も台所から駆けつけて来た。

姉の苦しそうな様子を見て、麻衣は、

「お姉ちゃん、やっぱりどこか悪いのよ。」

心配そうな妹の言葉を聞いて、亜衣もこれはただの疲れのせいだけではないと思った。

「一度お医者さんに診てもらいましょう・・・。」

亜衣は自分の体にただならぬ不安を感じて、麻衣の言葉に従うことにした。

 

 

その日の午後、姉妹は連れ立って病院にやって来た。

診察を終え、医者から発せられた言葉は思いもよらないものであった・・・。

「おめでたです。」

亜衣と麻衣はその言葉の意味をすぐには飲み込むことができなかった・・・。

 

病院からの帰り道、ふたりには言葉が無かった。

亜衣が妊娠している・・・、考えられる原因はひとつしかなかった。

あの「カーマとのまぐわい」だけである・・・。

まさか自分の中にカーマの子種が残されていたなんて・・・、それ以上に鬼獣淫界の男に孕まされるなんて・・・。

亜衣には信じられなかった、否、信じたくなかった。

 

 

家に帰ると、亜衣と麻衣は事の真相を木偶の坊に打ち明けた。

「ま・・・、まさか・・・。」

木偶の坊は信じられないというような表情を浮かべて、

「も、申し訳もござらんぞな・・・。」

土下座をして平謝りに謝る木偶の坊、しかし亜衣は逆に木偶の坊を気遣った。

「うんうん、木偶の坊さんのせいじゃないわ。」

「いや、しかし、拙者が亜衣様をお守りできなかったばかりに・・・。」

悔いるように男泣きをする木偶の坊。

「いや、だから木偶の坊さんのせいじゃなくて・・・、私が弱くて・・・、おばあちゃんの言いつけを・・・・・・、守らなかったから・・・・・・。」

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーー!!」

亜衣の言葉を聞くと、木偶の坊は堪えきれずに大声を出して泣き出してしまった。

麻衣もつられるように嗚咽を漏らしていた。

まるで地獄の底に叩き落とされたかのような重苦しい空気が部屋全体に充満し、

その場にいる麻衣と木偶の坊は、我が身が張り裂けんばかりの想いであった・・・。

・・・しかしそんな中、亜衣だけがうつむきながらも、涙を流してはいなかった・・・。

 

しばらくしてふたりが落ち着いた頃、麻衣がおもむろに亜衣に聞いてきた。

「それで・・・、お姉ちゃん。 どうするの?」

木偶の坊も「はっ」となって顔を上げた。

「やっぱり・・・、堕ろした方が・・・。」

亜衣はまだ若い、子供を堕ろして人生をやり直すこともできるはず、と麻衣は考えたのである。

しかし、亜衣はすぐには言葉を発しなかった・・・。

 

少しして、搾り出すように亜衣は、

「しばらく、ひとりで考えさせて・・・・・・・・・。」

そう言うと、すっと立ち上がりそのまま寝室に入っていった。

麻衣と木偶の坊は、それ以上声をかけることはできなかった・・・。

 

寝室でひとり考え込む亜衣・・・。

生来の強い心を持った亜衣であったが、突きつけられた現実は18歳の女の子が背負うにはあまりに過酷なものであった。

否、もし亜衣の心が弱ければあるいはこんなに悩まなかったのかも知れない。

亜衣はその強い心ゆえに、苦しめられていたのである・・・。

 

確かに麻衣の言うことも一理ある。

否、普通であれば麻衣の言うことの方が正しい選択なのであろう。

それは亜衣にも分かっていた・・・。

しかし、亜衣にはどうしてもその選択を受け入れられないものが、心の中に引っ掛かっていた。

 

それは昨晩想った事・・・、「生命の尊さ」が亜衣の決断の妨げになっていたのである。

 

お腹の子は確かに半分は淫魔の血を引いている・・・。

それも憎きカーマの血をである・・・。

しかし残りの半分は亜衣本人の分身であるのも事実・・・。

それは紛れも無く、人が「生命」と呼ぶものであった・・・。

このことが亜衣を悩ませていたのである。

 

「おばあちゃん・・・、私、どうしたら・・・。」

苦悩する亜衣は今は亡き祖母に助けを求めた。

ふと窓から夜空を見上げると、そこには満月が輝いていた。

その一片も欠けることの無い優しい光は、亜衣に何かを語りかけ、元気付けてくれている様に感じられた。

あたかも祖母の優しい微笑みのように・・・。

 

「おばあちゃん・・・・・・。」

祖母の事を想いながら、亜衣は葬儀の時の約束、「強く生きていく」という誓いを思い出した・・・。

 

「・・・そうだ! 落ち込んでいたらおばあちゃんに笑われちゃう!」

祖母への想いが亜衣に強い心を取り戻させたのである。

 

そして目を瞑って亜衣はゆっくりと考え始めた・・・。

 

自分はどうすべきなのか・・・。

 

否、どうしたいのかを・・・・・・。

 

 

しばらく考えた後、亜衣は大きく深呼吸をするとゆっくりと目を開いた。

「・・・よし!」

自分のお腹をそっと手で触れた亜衣の目には、大きな決意の光が宿っていた・・・。

 

 

次の日、昨晩はひとりになりたいという亜衣の言葉を受けて別の部屋で休んだ麻衣と、木偶の坊が居間に集められた。

そしてふたりの前で亜衣は自分の決意を語り始めた・・・。

「麻衣、木偶の坊さん、私決めたわ・・・。」

麻衣は、亜衣が当然子供を堕ろす決断をしたと考えていた。

自分の忌み嫌う男の子供など、産むはずがないと思っていたからだ。

 

しかし、亜衣の口からは意外な言葉が返ってきた。

「私、この子を産むわ!」

その言葉を聞いた瞬間、二人は亜衣の顔を見上げた。

「本気なの・・・!? お姉ちゃん・・・。」

「ええ、本気よ!」

亜衣の目には強い決意の光が宿っていた。

「・・・でも、お姉ちゃん、お姉ちゃんはまだ若いんだし、その・・・、他に良い人と出会って・・・。」

麻衣は躊躇いがちにそう言ったが亜衣は首を横に振り、

「もう、決めたの! 麻衣。」

決して信念を曲げない亜衣の性格を麻衣はよく知っていた。

 

しかし、それでも亜衣が自暴自棄になって、誤った決断をしているのではないかと思った麻衣は亜衣に詰め寄った。

「よく考えて、お姉ちゃん! そのお腹の子は鬼獣淫界の子! 人間の子じゃない・・・の・・・・・・!」

麻衣はそこまで言うと、「はっ」となって自分の発した言葉の迂闊さに気付いた。

亜衣のお腹の中にいる子供なのに「人間じゃない」なんて言ってしまって・・・。

麻衣は亜衣を傷付けてしまったと思い謝ろうとした。

 

しかし、それより早く亜衣が口を開いた。

「・・・確かにこの子は、淫魔の子・・・・・・。 でも私の子でもあるの・・・。」

亜衣はお腹に優しく手で触れて、お腹の子に対する想いを語った。

「淫魔の子であっても、この子に罪はない・・・。 それになんだか『おばあちゃんの生まれ変わり』のような気がするの・・・。」

「・・・・・・・・・。」

麻衣はその言葉を聞くと、それ以上言葉を続けることはできなかった。

亜衣の強い決意を聞き、その目の輝きに圧倒されてしまったからである。

木偶の坊はその様子を傍らで見守り、声を殺して男泣きするしか出来なかった・・・。

 

その後、鬼麿と木偶の坊は別の『天神の御社』に移っていった。

亜衣が妊娠したこと事態も当然であるが、その原因の一端に『淫魔大王』が関わっていたと知れば、

鬼麿が大きなショックを受けると考えたからである。

家には亜衣と麻衣が残り、事情を知った別の『御社』から天神子守衆が駆けつけてくれた。

 

 

その8ヶ月後、亜衣は由衣を産んだ・・・。

 

 


 

〜〜現在〜〜

 

<キュッ、キュッ、キュッ>

「ふ〜〜〜っ」

亜衣はシャワーの蛇口を閉め、ゆっくりと息を吐いた。

 

16年という歳月が、亜衣の乳首(むね)の傷を癒しつつあった・・・。

 

しかし心の奥に刻まれた傷は、未だに消し去ることは出来なかった・・・。

或いは、このまま一生消えることはないのかもしれない・・・。

 

亜衣は脱衣場に上がって来ると、バスタオルで優しく左胸を押さえてから全身の水を丁寧に拭き取った。

そしてゆっくりと巫女装束に身を包んでいった。

汗を洗い流してさっぱりした亜衣は、縁側を通じて外に出て来た。

 

確かに亜衣の心の傷は癒えていない・・・。

 

しかし由衣を産んだことに後悔はなかった。

自分の選んだ道は正しかったと、亜衣は心から確信していた・・・。

 

晴天の青空の下、亜衣は深呼吸をして背筋を伸ばした。

「うんっ! 今日も良い天気ね。」

亜衣は清々しい気分に包まれていた・・・。

 

 

<シャー、シャー、シャー>

 

元気に自転車のペダルをこぐ由衣。

 

彼女は、緑の木々の間から陽光こぼれる天神学園へと続く道を、自転車で疾走していた・・・。

 

かつて、母亜衣が、その妹麻衣と共に通ったこの道を・・・・・・。

 

 

 

 

 


 

<<あとがき(のようなもの)>>

 

 

やってしまいました・・・。 やってはいけないことを・・・・・・。 分かっていながら・・・・・・・・・。

 

「亜衣が30代だと・・・!?」 

 

「しかも高校生のガキ持ちだと・・・!?!?」

 

「ふざけるなぁぁぁぁぁぁーーー!!!」

 

お怒りごもっともです・・・。 本当にゴメンなさい。 m(__)m

 

 

ただ、ちょっとだけ言い訳をさせて下さい・・・。

 

過剰な陵辱エロに関しましては、僕の趣味以外の何物でもありません。

やるからには自分が考え得る限りの表現を用いて、思う存分書かせて頂きました。

この点に関しては何の申し開きもございません。

 

本題は、何故こんなストーリーにしたのかということです・・・。

 

淫獣聖戦を観てきて、甘ったれな麻衣が側にいるということもあるのですが、亜衣の心の強さがとても目立ちました。

強い亜衣は凛々しくて、すごくカッコイイです。

 

しかし僕はこれも然る事ながら、時より見せる亜衣の優しさにとても惹かれました。

例えば「黒玉法師との取引」や「淫魔大王から戻った鬼麿を抱き寄せるシーン」などです。

普段はツンツンしているのに、内心ではみんなのことをとても大事に想っています。

 

そこで、成長して優しくなった亜衣はどんな感じになるのだろうか?という所が原点でした。

優しさとツンツンに満ちた亜衣・・・、想像しただけで『萌え〜』でした。

この瞬間、亜衣には何歳か年をとってもらうことが決まりました。

 

そして次に問題となったのは、優しさを向ける対象を誰にしようか?ということです。

 

麻衣や鬼麿に対してはどうか・・・?

――妹や弟に向ける愛情なので分かり易いのですが、ストーリーの展開が思い浮かびませんでした・・・。

 

木偶の坊に対しては・・・?

――どうしても大人の男なので恋愛対象ということになりますが、この組み合わせはギャグには出来るのですが・・・。

 

恋人は・・・?

――亜衣を【ツンデレ】にして・・・・・・、諦めました・・・。

 

そこで最後に思いついたのが「子供に対する愛情」です。

これを持ち前の強さと組み合わせると・・・、「母性の強さと優しさ」がテーマとなりました。

しかし先程挙げた理由で、どうしても亜衣の相手、つまり旦那さんが思いつきませんでした。

 

う〜ん、どうしようか?

 

養子をもらって育てる・・・?

――血を分けた自分の子供に対する愛情に比べたら・・・。

 

天神の秘術で無精妊娠・・・?

――あんまり面白くない・・・。

 

精子バンクから購入して・・・?

――てゆーかそもそも何で亜衣は子供を欲しがっているんだ・・・?

 

と色々悩んでいたところ、自分のPCの中に精を受け入れている亜衣がいました・・・。

そこで亜衣にはカーマの子供を身籠ってもらうことに決まりました。

それと娘にした方が話の展開もやり易いということで、性別は女性です。

 

処女を必死に守って戦う亜衣の娘・・・。

かつて母が敗れて味わった屈辱・・・。

果たして歴史は繰り返されてしまうのか・・・。

 

そして書いている奴が陵辱好き・・・。

 

と、様々な試行錯誤の結果この様な展開になりました。

決して悪戯にイメージを崩そうとしたものではございませんので、どうかお許し下さい。

 

 

さて、言い訳ばかりを長々と書いてきてしまいましたが、最後に今後の展開について・・・。

 

この後、物語は【第1章】から由衣を主人公として進みます。

最初は楽しい学園生活が中心のお話なのですが、やがて母がかつて鬼獣淫界と戦っていたという事実を知り・・・。

そして当然の様にあのキャラも復活して、由衣も戦いの渦に巻き込まれて・・・。

という感じの展開を思い描いているのですが、正直手探りの感が否めませんので果たしてどうなることやら・・・。

また、とにかく書くのが遅い奴なので気長にお待ち頂けたら幸いです。

 

                                                     鬼獣淫 光

 



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