聖獣伝2 ツインドールズ
光時の幻聴に誘惑される麻衣 B
「うっ・・・んん・・・」 はだけた白衣から露になる麻衣の小さな背中が、 ゆっくりと後ろに倒れてゆく |
「あ、ああっ・・・くあ、ああぁーっ!・・・あ゛ああ・・・」 石の上に仰向けになり、股をいっぱいに開いた 麻衣は、たまらない感覚に身悶え 肉壷の奥から熱い汁を溢れさせていた |
「あぅ・・・あはっ・・・うぅ・・・」 麻衣の袴の中で激しく蠢く榊が、 カサカサと葉の摩る音を立て、 開きかけている花弁を押し上げるように 葉の先を擦り付け刺激を与える |
麻衣の乱れる姿を拝める幸運に遇った鬼麿は無意識に股間に手が伸びていた |
「んうっ・・・くふ・・・あはっ、ああ・・」 弄ぶ乳首から来る快感に、乳房を掴む手に 力が入る麻衣は、たまらず乳首を押し込んだ |
小声で麻衣を慰める鬼麿が、袴の中に手を入れ勃起する魔羅を懸命にしごく |
「ああんぅ・・・うぅ・・・」 草鞋を履く足の指先を伸ばし、絶頂寸前の麻衣 |
「んんぅ・・・」 エクスタシーへと誘う込み上げてくる感覚に、 麻衣が顔をしかめる |
「ああ、あう゛ぅ・・・ぅ・・・」 淫らに果てた麻衣が声を漏らす |
麻衣と同時に射精した鬼麿は股間を精液で滲ませ、至福のままその場に倒れ込んだ |
天津流の巫女を重んじる麻衣は、巫女としての 自制心があり、決して淫乱ではない清純な乙女である だが、これほどまで淫らな衝動にかられ乱れたのは 麻衣にとって生まれて初めてのことだった |
「この次逢う時は、君を滅茶苦茶に犯したい・・・」 光時の幻聴を聞き入りながら、 呆然と濡れた榊を見つめる麻衣 |
「麻衣・・・(光時) あはっ・・・あぁ・・・(麻衣)」 光時に抱かれると信じる麻衣が瞳を潤ませ、 愛しい光時を想い、心地良い余韻に浸った |
麻衣の蜜に塗れて美しく光り輝く榊から、一滴の蜜が糸を引いて滴り落ちる |
「ピチャ・・・」 唇を半開きにする麻衣の口内に 透き通る蜜が流れ落ち、麻衣は舌の上の 淫らな蜜の味を確かめてみる |
無造作に閉じる唇の端から、こぼれた蜜が頬を伝い 放心する麻衣は誰も来ない裏庭で、 しばらく、あられもない姿のままでいた... |