この話は、XYZ天岩戸篇にてカーマ側が勝利した場合の分岐ルートです。

 

 

 

 

  ◇    ◇

 

 

 

 

 淫魔側と、安倍、天津の壮絶な長きに渡る戦いは、邪淫王カーマと、その配下達による勝利へと終わった。

 多くの戦士達は倒され、日ノ本の国はそれを守る者達がいなくなったのである。

 

 しかし、地上の支配などというものに興味を持たぬカーマは、安倍と天津の管理をタオシーだけに一任していた。

 

 

 そして・・・

 

 

 

 

  ◇    ◇

 

 

 

 

    淫魔の社  舞台場  裏側

 

 

 

 

 光がほとんど届かぬ暗闇の中、そこには二人の人物がいた。

 亜衣の状態である天津亜衣と、カーマである。

 

「さて・・・ せっかくの客人だ。良い余興でも見せてやろう」

 いつものように、カーマは悪辣に微笑む。

 

「本当に・・・ こんな事を、しなきゃ・・・」

 亜衣は、肩が震えるのを抑え付けながら、そう小さく呟いた。

 その声は、屈辱に満ちている。

 

「そうだ。先日の手ほどき通り、教えた通りにすればいい。

 ・・・そして、賢いお前は、それを絶対に拒めん」

 

  カーマの笑みには、亜衣を従わせる絶対的な自信が見え隠れしていた。

 

「・・・・・・・・っ」

 その理由を知っている亜衣は、カーマの言葉を何一つ、否定が出来ない。

 ただ、悔しさに唇を噛み、痛いほどに拳を握ることしか、亜衣には許されなかった。

 

 

 

 

そして

 

淫虐の宴が  幕を開ける

 

 

 

 

 

  ◇    ◇

 

 

 

 

   淫魔の社  舞台場

 

 

 

「・・・・・・・・・」

 淫魔の社の中にある、舞台。

 その客席には、二つの大きな檻が置いてあり、その中に、二人の人物がそれぞれに閉じ込められていた。

 

 天津麻衣と、木偶ノ坊である。

 二名とも、武器こそ奪われているものの、それ以外は全くの健康体で、檻以外には何の束縛も受けていない。

 

「ふんぬっ・・・! ぐ、おおおおっ〜〜〜!!」

 木偶ノ坊は檻の格子一つ一つに対し、己の持つ怪力の限りを尽くすが、全くびくともしなかった。

 

 

「無駄ですよ。霊力による強化と、封印の術式が施されているんですから」

 そこに現れたのは、いつもの探偵風の帽子と軽快な少年風の服を着たタオシーだった。

 

「薫・・・ ちゃん?」

 麻衣は、タオシーを安倍薫の名で呼ぶ。

 

「・・・誰の名前ですか? 僕は・・・ カーマ様の参謀、タオシーです」

 しかしタオシーは、その言葉に怒気さえ含め、そう言った。

 

「・・・・・・・・」

 麻衣には、二の句を告げる事は出来なかった。

 タオシーは、もはや完全に安倍薫を捨てたのだと、気付いてしまったから。

 

 

 

 

 そこへ

 

 

(ジャラ・・・ ジャラ・・・)

 

 

 鎖の鳴る音が、舞台の裾の方から聞こえだす。

 

「「・・・・・・・・!?」」

 正面の舞台を見る二人。

 そして、出て来たのは・・・

 

 

「「・・・・・・・・っっ!!」」

 麻衣と木偶ノ坊は、共に驚いた。

 

「もう少し早く歩け」

 犬に使うには大きめの鎖のリードを片手に持ったカーマが歩く傍らには

 

「・・・・・・・・・」

 鎖でつながれた首輪と、犬耳のヘアバンド、そしてアナルに犬の尻尾の形のアクセサリが付いたバイブを付けられ、

 そんな屈辱的な恰好にされた亜衣が、本物の犬のように四足歩行で歩かされていた。

 

「返事は?」

「・・・・・・・・・っ ・・・・・・・・・わん」

 カーマの問いに対して、カーマの飼い犬にされた亜衣は、歯を食い縛った後、そう鳴いた。

 

 一瞬、麻衣達は目の前の犬にされた姉を悪衣の方かと思ったが、屈辱に耐え忍ぶ事による、苦と恥辱に満ちた表情は、間違いなく麻衣の知る姉だった。

 

 

「お姉ちゃんっ!!!」

「亜衣様っ!!!」

 

 二人は同時に叫ぶ。

 

「・・・・・・・・・・」

 しかし、亜衣はそれに振り向く事はなかった。

 いや、振り向けなかったのである。

 

 カーマの逆らえぬ命令とはいえ、こんな天津の巫女である気高さなどは欠片もない惨めな姿で、どう返事が出来ようか。

 

 

「お姉ちゃ・・・ ・・・・・・・っ」

 姉のあまりにもな姿に、檻の中で何も出来ない麻衣は、声も出せぬほどに絶望し、悲しみに潰されそうになった。

 

「カーマっ・・・!! 貴様、亜衣様に何をっ・・・!!!」

 対して、なんとか怒りの声を、舞台中央の椅子に座ったカーマに対しぶつける木偶ノ坊。   

 

 

「・・・・・・何を、だと?

 目が見えていないのか? 亜衣のこの姿を見れば分かるだろう」

 

  言い終わるや否や、カーマはいきなり鎖をグイと引っ張った。

 

「あっ──!」

 それにより、鎖のギリギリまで離れた位置で四肢を地に付けていた飼い犬姿の亜衣は、一気にカーマの側まで引き寄せられ、上半身はカーマの足の上に、顔は股間の側にまでひっつけられる。

 

「う、くっ・・・」

 左頬に当たる、カーマの性器の感触に亜衣は思わず眉を寄せ呻く。

 

「天津亜衣が、身も心も完全に俺の物になったということをな」

 亜衣の髪を揉むように撫ぜかえしながら、カーマはニヤリと笑った。

 

「・・・・・・・・・」

 そしてそんな風に、憎き仇であるカーマに触られても、亜衣は視線を地に落とすだけで、手を払いのけようともしない。

 

 

「なっ・・・!?」

「ふざけないでっ!!」

 天津亜衣を良く知る二人は、当然の如く激昂する。

 

 

「・・・ふん。口で言ってもわからんか・・・ 仕方ない。 亜衣」

 カーマは椅子から立ち上がり、麻衣達から見ての横向きになると、見下ろしながら亜衣に命令をした。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 亜衣は、何かに葛藤するかのように、伏せた顔の中、目を大きく泳がせている。

 

「どうした? 早く教えたとおりにやれ」

 そんな亜衣にカーマは、別段怒るでもなく、そんな亜衣の様子さえ愉しみながら、悪魔の笑みで続けて命じた。

 

 

「・・・・・・・・・?」

 頭に血が昇っていた麻衣も、そのおかしな様子に気が付く。

 

 

「・・・・・・・はい」

 そして遂に亜衣は、悪魔の命令に返事をし、その手をカーマの股間へと伸ばした。

 

「・・・お姉ちゃん?」

 

「・・・・・・っ」

 妹の尋ねる様な声に、一瞬手が止まるも

 眉をきつく寄せ、そのまま亜衣は自分から、カーマのそそり立つ肉棒を褌から取り出す。

 

 

「・・・・・・・・え?」

 麻衣は、急な白昼夢でも見たかのような、そんな間の抜けた声を洩らした。

 

 

「よし・・・ では、咥えろ」

 そんな麻衣の心情など知ったことではないとばかりに命令する、カーマの言葉のまま

 

「・・・・・・」

 亜衣は、躊躇いながらも口を開き

 

「ん・・・ はぷっ・・・」

 桜の花弁を思い浮かべるその美しい可憐な唇の、口の中に、カーマの肉棒を埋めていく。

 

 

「・・・・・・・っ!!?」

 麻衣も、木偶ノ坊も、目を大きく見開いたまま、言葉を見失っていた。

 目の前の光景が、まるで現実離れしたものに見える。

 

 

「・・・・・・・・ んっ・・・ んっ・・・ んっ・・・ んっ・・・」

 そしてそのまま、悪衣は自分から首を前後に動かし、カーマの肉棒への口淫を開始した。

 カーマの太く逞しい肉棒は、亜衣の唾液で濡れ、妖しき淫らな輝きを見せる。

 

 カーマが二人から見て横向きになったのは、よりこの状況、【亜衣が肉棒を咥えている】姿を見せやすくする為。

 そしてその狙い通り、亜衣が自分からカーマの肉棒を口と舌で舐る姿は、麻衣達からは完全に丸見えだった。

 

「んんっ・・・ んっ、んっ、ちゅ、ん・・・」

 

 カーマの手による度重なる陵辱のせいか、亜衣の口淫はかなり上手くなっていた。

 首を引くと共に口の吸う力を強め、舌先でカリの裏側、裏スジといった場所を的確に刺激する。

 

 亜衣自身が、快楽の虜になった訳では決して無い。

 ただ、カーマに命じられたのは、口と舌だけを使って“抜く”こと。

 遅くても早くても最終的に同じで逆らえないのなら、出来るだけ早く終わらせたかった。

 

 只でさえ、この姿で二人の前に姿を現わした時から、恥辱で心臓が激しく動悸し、死んでしまいそう。

 今は、こうやって少しでも早くコレを終わらせるしか、亜衣に出来る抵抗は無いのだ。

 

「・・・・・・!!」

 やがて、口の中いっぱいに含まれたカーマの肉棒が、より中でビク、ビクと動き、反応を強めていく。

 

 絶頂が近い・・・ 

今まで散々この口の中に、同じ様に肉棒をねじ込まれてきたその“経験”が、悲しくもそれを知らせた。

 

「んっ、ちゅ・・・ は、む・・・っ んんっ・・・!」 

 亜衣は、ラストスパートに入る為、一気に動きを早めた。

 くちゅくちゅと、他ならぬ自分の口から漏れる淫靡な音が、舞台中に響き渡る。

 

 そして

 

(ドクンッ・・・!)

 

 

 亜衣の口の中で、カーマの肉棒は一瞬大きく膨張し

 

 

(どぷっ! どぷどぷっ!! ゴポ・・・ ゴポ・・・)

 

 

「うぶっ・・・・・!!」

 閉じた口の中で、カーマの大量の欲望の滾りが爆ぜ、亜衣の口内を穢していく。

 口の中に収め切れなかったのか、肉棒を咥えたままの唇の端から、白い粘液の滴がたらりと顎へと伝っていく。

 

「飲め」

「・・・・・・!」

 カーマの絶対の命令。

 

「・・・・・・・・」

 少々の沈黙のあと

 

 

「ごくっ・・・ んくっ・・・ ごきゅ・・・っ」

 ゆっくりと、亜衣は喉を鳴らし、カーマの精を溜飲した。

 

 2,3,4回と溜飲を繰り返すことで、口内のカーマの精は、ほぼ全てが飲み干される。

 

 亜衣は、これで【咥える】という行為からは解放されるかと、一瞬淡い期待を抱いたが

 

 

 

「まだだ」

 そのカーマの声と共に

 

 

(じゅっぷ、じゅっ、じゅっ、じゅっ、じゅっ───)

 

 

「んんっ・・・!?」

 今度はカーマの方から、亜衣の頭を掴み、激しいストロークで腰を動かし、亜衣の喉の奥までを突付き、犯す。

 

「うぶっ・・・! うっ、うっ、んんっ、んっ──!」

 カーマの肉棒の先が喉に当たる度、えづきそうになり、まともに呼吸が出来ず、苦悶の声は鼻から漏れた。

 しかしカーマはそんな亜衣の苦しむ様子を見ながら、尚も前後運動のスピードを速め、激しさを増す。

 

 もう、口に咥えているものが、自分がこの世界の何より嫌悪しているものだなんて考える余裕も無い。

 

 息が出来ない。 息がしたい。 苦しい────。

 

 そんな本能的な願いを亜衣の思考が支配しだした時

 

 

 パッと、カーマは悪衣の頭を掴んでいた手を離し、

 

 

「口を離せ」

カーマの命令の言葉。

 

 

「・・・ ぶはっ・・・!!

 亜衣は、それによりようやく口を離した。

 

 それと同時に

 

 

(ぶびゅるっ!! びゅくびゅくっ!! どびゅっ───!!!)

 

 

「・・・〜〜〜っ!!?」

 カーマのモノからの、二度目の射精。

 それは、凄まじい量と勢いで、亜衣の顔を、髪を、肩を、胸を、

白濁なる液で穢し、染めていった。

 

反射的に目を閉じたものの、片目に精液が入ってしまい、初めて味わう、目の内側が粘りつく感触と、しみる痛み。

 

「はっ、は───・・・」

 顔全体にかかった液体がどろりと垂れて流れる感触も、徐々に温度を失っていく熱さも、全てが気持ちが悪い。

 

 

「はー・・・・・ は───・・・・・・っ は────っ・・・・・・」

 しかし、ようやく一時の解放を得た亜衣は、赤い顔で、荒い呼吸を繰り返すことを優先した。

 精液が身体に付いた時は、拭き取るなと、そう言われているが故に、顔には触れない。

 

 そして無意識にか、腹部に右手を当てているのは、カーマの精の粘る厭な感触を胃の中に感じるからだろうか。

 

 

 

「亜衣様・・・」

「お姉ちゃん・・・ 何で・・・?」

 麻衣には、訳が分からない。

 

 なぜ、姉がカーマの命令に従っているのか、

あんなに厭そうな顔をしているのに・・・

 

衝撃的且つあまりにも胸が痛い、見たくないのに目が逸らせない光景を目にして、麻衣の脳はまともに働いてくれない。

 

 

 

 

「さて・・・ そろそろ、次の段階へ行こうか?」

 カーマの、悪魔の笑みと、悪魔の言葉。

 

「・・・・・・っ!」

 次。それを聞いたとき、亜衣は思わずびくりと震える。

 

「・・・逆らいたいか?」

 と、猫を撫でるような声で、カーマが尋ねる。

 

「逆らいたいのならかまわん。だが・・・ 俺はルールは遵守する主義だ。

 それで、どうする? 破るか?」

 

「・・・・・・・っ」

 亜衣は、その場でブンブンと首を横に振った。

 それだけは、それだけはダメだ。

 

「フフ・・・ 利口だな。では・・・」

 賢い飼い犬に主人がするように、優しく犬耳の付いた髪を撫でながら、麻衣達から見て向かい合う方向を向き

 

「四つん這いのまま、こっちに尻を突き上げろ」

 【こっち】と言った所で、カーマが指差したのは

 二階も精を放ちながら元気にそそり立っている、自分の肉棒だった。

 

「・・・・・・・っ はい・・・」

 究極に羞恥的なその命令に、亜衣は羞恥に震え、泣きそうになりながら、肯定の返事を出した。

 

「【はい】じゃないだろう? 今のお前は何だ?」

 しかし、カーマはそれさえも許さない。

 

「・・・・・・ カーマ、様の・・・ 飼い犬、です・・・」

 震える声で、絞るように、真っ赤な顔で心にも無い誓いの言葉を必死に紡いだ。

 

「なら、返事は・・・わかるな?」

「・・・・・・・ わん・・・」

 そして、亜衣は命じられた四足歩行での【おまわり】で、カーマに尻を見せる方向に周り

 

「・・・・・・・・・・」

 ゆっくりと、膝立ちから後ろ足だけ立ち上がり、開脚腕立てのような姿勢になった。

 亜衣の可憐ながら魅力的な尻が、カーマのモノにどんどん近づいていく。

 

「もっとだ」

「っ・・・ わんっ」

 カーマの命じるまま、亜衣はぴんと足を伸ばし、尻を突き上げる。

 そうすると、亜衣の尻の上に、ぴとりと・・・

 

「・・・・・っ!」

 感じたくも無い、おぞましい感触。

 しかし、それに身を震わせる間も無く

 

 

(ずぶっ・・・・!!)

 

 

 柔らかな桃尻を両手で掴まれると同時に、カーマの肉棒が、亜衣の膣(なか)、奥深くまで突き入れる。

 アニマルセックスとも呼ばれる、後背位だ。

 

「あ゛、あっ・・・・・・!!」

 何の予告も無くいきなり突入され、亜衣は目を見開き、小さい呻きを洩らした。

 

 カーマのモノのような大きく太いモノを入れられて、しかし、痛みがあまり無い。

 

「(・・・・・・?)」

 いきなり入れられたら痛かった筈なのに、すんなりと自分の膣がカーマのモノを受け入れている。

 

 何故・・・?

 

(ぴちゃ・・・)

 

 そう思ったとき、初めて亜衣は、自分の腿を伝う滴の感触と、秘所を塗らす水気に気付いた。

 

「(そんな・・・ まさか・・・!?)」

 濡れている・・・?

 

 こんな、こんな死ぬほど恥ずかしい状況で、たまらなく厭な口淫を強要されて、それで・・・ 

 それで私は、私の身体は、興奮してた・・・!!?

 

「フフ・・・ 期待していたか? けっこう濡れているな」

 とどめの、カーマからの言葉。

 

「う・・・ あ・・・」

 そんな・・・ そんな・・・ 私、わたしは・・・

 

 

「余計な事を考えている暇は無いぞ。・・・それっ!」

 

(ズッ──!!)

 

「ああっ───!!?」

 わざと力任せに再び突き入れたことで、亜衣はバランスを崩しそうになる。

 

 

(パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!)

 

 

「あっ! うあっ! あっ! あっ、うぁ! あっ! あっ────!!!」

 まるで獣同士のセックスのように、激しく揺さぶられる亜衣の肉体。

 

 水が流れるように髪が舞い、汗が飛び、乳房が前後に激しく揺れ、小刻みに喉から声が出る。

 そして、向かされている方向から、どうしても目に入る、檻の中の麻衣と、木偶ノ坊さん。

 

 二人は、崖から突き落とされたような絶望を携えた顔で、自分を見ている。

 こんな姿で、カーマに犯されて、塗らして声を出している、自分を───

 

「(いやっ・・・! 嫌あぁっ!! 見ないでっ!! お願い、見ないで────!!!)」

 心の中で亜衣は二人にそう叫ぶが

 

(パチュッ! パチュッ! パチュッ! パンッ───!)

 

 

「やっ! ああっ!! あっ! あっ────!!!」

 犬の様に犯され続け、突かれるたびに子宮の入り口を突付かれる今の亜衣には、まともな言葉など出せはしない。

 

 喉から出るのは、意志とは反する喘ぎ声と、悲鳴の混ざった情けの無い声だけ───

 

 そして

 

(ドクンッ────)

 

 

 膣内で、カーマの肉棒が再び、射精の前兆である膨張を行い、亜衣のナカを圧迫する

 

「ひっ、ぐう、ぅっ───!!」

 ダメ、中は────

 二人の目の前で、中には───

 

 

「嫌あああぁぁぁぁ────────っ!!!」

 その日初めて、亜衣は本音からの拒絶の叫びを上げた。

 首を振り上げると共に、亜衣の瞳に溢れる涙が床に舞い散る。

 

 

(どびゅるるっ!! どく、どくどくっ────・・・・・・!!!!)

 

 

「う゛あ、あ・・・・・!!!」

 膣内に、そして、入り口を通して子宮の中にまで、火傷しそうなほど熱い精をなみなみと注がれ続け

亜衣は脱力し、がくりと項垂れた。

 

 

 

 

  ◇    ◇

 

 

 

 

「亜衣は俺が運んでおく、他は任せるぞ」

 カーマは簡潔に服を直しながら、側に控えているタオシーに命令する。

 

「御意」

 カーマに一礼し、指をパチンと鳴らすタオシー。

 

 すると、どこからともなく現れた何人もの黒子が、二人の檻の周りにさっと控える。

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・お姉ちゃん」

 麻衣は、そんな黒子たちの動向も眼中に入れず、ただ姉を見ていた。

 

 

 ようやくわかった。

 お姉ちゃんは・・・ お姉ちゃんが、カーマに従いざるを得なかったのは・・・

 

「私の、せいなの・・・?」

 私達の身の安全を条件に、カーマへの絶対の服従を言い渡されたとしたら・・・

 お姉ちゃんは、従わざるを得ない・・・

 

 

 亜衣は、カーマから結合を抜き放たれ、人形のように放心状態で横たわりっていた。

身体中を穢され、抜かれたばかりの陰唇からはどろりと白濁の粘液が溢れ出ている。

 

 

 言葉には言い現わせようが無いほどの、無残過ぎる姿。

 それが、全部・・・ 私と、木偶ノ坊さんを、守る為の・・・

 

 

「お姉ちゃ・・・ お姉ちゃんっ!!!」

「亜衣様っ・・・!!!!」

 麻衣と木偶ノ坊は、倒れ付している亜衣に、涙ながらに叫んだ。         

 

 

「・・・・・・連れて行きなさい」

 

(ガラガラガラッ・・・・・・)

 

 タオシーの命令で、黒子達は二人の檻を運び出した。

 

 

「ごめんなさいっ・・・!! 私のせいで・・・ ごめんなさいっ!!!」

「亜衣様・・・・ 申し訳、申し訳ござらぬっ・・・・・!!! 亜衣様────!!!!」

 

 再び牢へと戻されようとする中、二人は檻の格子を掴み、己の不甲斐なさを亜衣に詫び続ける。

 

 

 そして二人は、亜衣の目の届かない所にまで、消えていった。

 

 

 

「・・・・・・・・・・ ま・・・ い・・・

焦点を持たぬ亜衣の瞳からは、ただただ涙が流れ、床を塗らしていた────

 

 

 

 

  ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇

 

 

 

 

 ああ心臓が痛い・・・。でも書いちゃうもんですね。複雑。

 BADENDルートの第一話。既に亜衣すごい目にあってますが、タイトル通りこれからもっとハードです。

 

 ただこれ、展開上麻衣が本当に無事そのもので、そこらへん失敗でしたね。

 亜衣オンリー・・・

 



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